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ミャンマーの民主化 古沢襄
欧米の価値観を中東やアジアに押しつけるのは武器なき文化侵略ではないか。米国はイラクでその愚かさをたっぷり味わった筈だ。戦争で相手国を屈服させても、相手国の文明を屈服させることは出来ない。

日本を占領政策によってアジアでも有数の欧米的な民主主義国家にしたではないか?と米国人は反論したがる。これは間違っている。日本は明治維新によって自ら欧米的な価値観を導入したアジアでも唯一の特殊国家となった。自ら欧米的な制度を導入して、支那のような列強侵略を招かない富国強兵の道を選んでいる。

だから敗戦後の自由と平等の欧米的な価値観が日本にすんなり定着している。下地があったといえる。それでも日本古来の伝統と文化に回帰する見直しが、今、日本人の政治意識の中で澎湃として起こっているではないか。

ミャンマーの「真相」は欧米的な視点にとらわれると間違う。アウン・サン・スー・チー女史は、ビルマ(ミャンマー)独立前に暗殺されたアウンサン将軍の娘だが、イギリスのオックスフォード大学を卒業、ロンドン大学の東洋アフリカ研究所で研究助手を務めた後、ニューヨークの国際連合事務局行政財政委員会で書記官補となるなど欧米化された女性である。

だから、その行動は欧米流の思考で一直線。学生を中心に始まった反政府運動の先頭に立っているアウン・サン・スー・チーの背後には英国と米国がいると言われてきた。軍事政権は誉められたものではないが、欧米流の民主化運動に反発する独立国家の民族主義が根底にある。今回の僧侶の大規模デモの裏には米国のCIAの影がちらついている。

アウン・サン・スー・チーを美化しても事態は動かない。アジアの欧米化を目論む米国の手先にされていると言っても過言ではない。イラク政策で失敗した米国を批判しながら、ミャンマー政策で失敗を繰り返そうとする米国の尻馬に乗るのは矛盾している。

ミャンマーの民主化はミャンマーの経済自立を助け、欧米的で性急な価値観を押しつけることを止めることから生まれる。私は日本こそが、その役割を担うべきだと思っている。そうでないとミャンマーの中国化を助けることになる。
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