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三段論法の二人だが 渡部亮次郎
三段論法(さんだんろんぽう ギリシア語 syllogismos)は、「大前提」「小前提」「結論」の三つの命題から成る推論規則である。アリストテレスによって整備された。

「大前提」に法則的に導き出される一般的な原理を置き、「小前提」に目前の具体的な事実を置き、「結論」を導き出す。

以下に三段論法の例を示す。大前提:すべての人間は死すべきものである。小前提:ソクラテスは人間である。結論: ゆえにソクラテスは死すべきものである。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

田中角栄と話していると、彼は「一段論法者」だったと今思う。「余は正義也」。己の信ずるところがすべて正しいのである。それを通すためにあらゆる小技を使ったが、小技を全く使わずに一段論法を通そうとするのが娘真紀子である。

ついでに言えば真紀子の子供たちは三段論法の信奉者らしいので、みんな真紀子の言う事は聞かない。田中ファミリーはアリストテレスによってバラバラになった。

三段論法。これこそは西欧である。明治の元勲はそろって三段論法を学ぼうとした。それこそが「先進国」の哲学と信じたからである。

東京大学はそれを教える場所として作られたものであり、そこで育成された官僚は国に起きるすべての事象を三段論法で処理した。

麻生太郎は学習院大学 ロンドン大学大学院(中退)、福田康夫は早稲田大学政治経済学部経済学科卒の経済学士だが、教えられた事は三段論法がベースになっていた。

人生観や世界観には大学卒業後の環境や生活が影響するだろう。2人とも「アカ」には染まっていない。しかし麻生は祖父吉田茂首相の築いた「戦後レジームからの脱却」に積極的な姿勢を見せているのに対して、福田は戦後平和主義に閉じこもり、外交的にはアジア重視と称して中国、韓国、北朝鮮と協調する姿勢を見せている。

麻生は学習院大学卒業後、ロンドン大学に留学、福田は留学はしなかったが、英語に堪能、サラリーマンとしてアメリカ暮らしを何年か経験した。麻生はロンドンから帰って炭坑会社をセメント会社に切り替えるなど、経営者として苦労を重ねた。福田に無い経験である。

2人の討論を聞いていると、麻生こそは三段論法に立脚し、心情や政策を論理的に展開する事に腐心、自己主張を遂げようとするが、福田は「総裁候補になって3日しか経っていないから」と司会者の追及をかわそうとする。政治家になって何十年になるんだ、といいたい。

福田は性格的には頑固だから相手が丸見えになるまでは自己を曝さない。それは良く言えば慎重といえるが、別の言い方をすれば狡猾という事である。官僚もそうである。仲間や派閥はできない。今回は各派閥が束になって利用にかかったという事か。

その昔、父親の福田赳夫を担当した頃、赳夫が「うちの康夫はなんであんなに官僚的なんだろう」と嘆いた事がある。東大出の赳夫が私大出の息子を官僚的だというので心底、嗤ってしまった。

同時期に福田番をした先輩、古澤襄(のぼる)元共同通信社常務理事がブログでか韓国紙の福田歓迎論を紹介している。
http://blog.kajika.net/

<韓国の中央日報が福田康夫氏について詳しく報道している。安倍首相の退陣によって後継首相は福田氏とする一方で「韓中との関係を重視するハト派」の登場と歓迎している>

韓国側としては「御しやすい」から歓迎なのだ。中華人民共和国とて同じだ。と言う事はとりもなおさず日本はこれから中韓と「協調」という名の追従が始まるという事だ。危うし竹島。絶望か尖閣列島。

16日に行われた総裁選挙の立会演説会で、お開きになったとき、麻生は国旗に会釈した。福田はまったく頓着せず。福田は小中高で日教組の影響を強く受けたのであろう。文中敬称略。2007・09・16
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