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圧政と闘う中国の人権活動家 伊勢雅臣
日本で「人権活動家」というと、胡散臭いイメージがつきまとう。その象徴的人物が安田好弘弁護士で、オーム裁判で異様な引き延ばし戦術をとったり、今回の山口県光市の母子殺害事件では、赤ん坊を床に叩きつけて殺したのは、「ママゴト遊びのつもりだった」などという奇矯な弁護を展開している。

犯罪者の人権のみを偏重する日本の人権派弁護士に比べれば、中国で人権弾圧と闘う活動家たちは本物である。

その代表者が、高智晟弁護士(42)。気功集団の法輪功弾圧、土地強制収用に抗議する宗教関係者や農民の支援活動などで「人権擁護活動の代表的人物」として海外でも著名だ。陳氏は、米誌「タイム」の「世界を作る100人」に選ばれた。

この高弁護士が支援していたのが、全盲の人権派活動家の陳光誠氏(34)である。陳氏は、中国山東省の村で「当局が強制中絶など不当な人口抑制を行っている」と告発したが、支持者に対する暴行事件が起き、陳氏や村民が地元政府に抗議に向かおうとして騒ぎとなり、幹線道が「当局の規制のため」に数時間にわたって渋滞した。当局は同日、陳氏を逮捕し、交通秩序攪乱(かくらん)などの罪で懲役4年3月の判決を言い渡した。

この裁判が開かれる3日前に陳氏を支援していた高弁護士は、「犯罪活動に関与した疑い」(新華社電)で山東省で拘束された。支持者らは「陳氏への支援活動を妨害する狙いだろう」と指摘する。

その後、高弁護士は国家政権転覆扇動罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡された。その理由は2005年秋、胡錦濤国家主席に「法治の徹底」を求める公開書簡を発表したりして、政権を批判したこととされている。

(余談ながら、「法治の徹底」が「国家政権転覆」につながる、というのは、中国共産党が独裁政権たる自らの本質を露呈したブラック・ユーモアだろう。)

高氏は弁護士資格を剥奪され、今も当局の監視下にある。産経新聞の記者がインタビューしようと訪問したら、高氏のアパートの玄関脇の踊り場に4人の公安当局者が簡易ベッドまで持ち込み、24時間体制で外部からの訪問者を監視していた。

北京政府はオリンピックを控えて、本年1月から相手の同意さえあれば当局の許可なしで取材できるという外国メディアへの取材緩和方針が導入されたはずだったが、産経新聞記者のインタビューは「ダメだ」の一点張りで拒否された。

真の「人権派」とは、圧政と闘う存在であることを、中国の人権活動家たちは教えてくれている。圧政のない日本では、真の人権活動家は存在し得ないのだろう。(「国際派日本人の情報ファイル」より)
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