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ワシントンで小池株が高値 古沢襄
米国で注目度ナンバーワンの日本の政治家は小池百合子防衛相だという。次期首相の呼び声が高い麻生外相や参院選で民主党圧勝に導いた代表の小沢一郎氏ではない点が面白い。27日の内閣改造人事では三段跳びで小池外相という観測も生まれている。

日本では小池株はそれほど高くない。小泉前首相が高く評価している程度で、防衛庁長官経験者ら防衛族からはパッシングをくっている。防衛省の実力者・守屋次官を防衛族に相談せずに更迭しようとしているからだ。田中真紀子外相と同じことをやろうとしていると悪評サクサク。

参院選後の臨時国会をすっぽかして訪米し、ゲーツ米国防長官と会談したことから与野党から国会軽視と、批判を浴びている。ご本人は批判などは、どこ吹く風。郵政政局で造反議員のいる東京の選挙区に落下傘降下して圧勝した政治的な実績がある。

この小池防衛相を迎えた米政府は、異例の厚遇ぶりをみせている。安倍首相が官房長官当時に訪米して異例の厚遇ぶりを受けたのに匹敵する扱いである。小池防衛相もここまでは想像していなかっただろう。ライス米国務長官に短時間でも表敬挨拶できればいいと思っていた程度だった。米国務長官と他国の防衛相が直接会談する例はあまりない。

ところが表敬挨拶どころではなかった。チェイニー副大統領、ライス国務長官、ハドリー大統領補佐官ら要人との会談も次々とセットされ、有力シンクタンクで講演でも将来の首相候補として注目を集めた。東京と違ってワシントンでは小池株が高値をつけていたのである。

アーミテージ元国務副長官によれば「講演すると、最初に小池氏に関する質問が出るほど注目度が高い」という。ライス国務長官と並んで記者会見した小池防衛相は「ガールスカウトネットワークの姉妹」と即興の受け答えをしている。

日本では「せっかく国務長官と会談できたのだから、もっと実のある記者会見を・・・。パフォーマンスだけじゃないか」とやっかみ半分の批判が多かった。だが米国社会では理屈っぽい受け答えよりも、ジョークを交えた受け答えが好まれる。

会談の中でライス国務長官は、日・米・豪・印四カ国会議に慎重論を唱え、中国を刺激しない配慮を求めている。すでに小池外相を意識したもの言いだが、麻生外相を差し置いて記者会見で発表する方が物議をかもす。さらりとジョークで逃げた点が分かっていない。

ライス・小池の女性閣僚同士の親密な関係が構築できたことは、国会に出ることよりも国益にプラスになる。小泉・ブッシュ関係がなくなって、安倍内閣では米外交の急旋回に戸惑うケースが目立った。日米同盟が基本というのなら、ライス・小池のシスターズを育てるべきではないか。

「私は日本のライス長官と呼ばれているが、日本のライスはスシですね」などと小池防衛相はジョークを飛ばしていたが、”日本のライス長官”なんて聞いたことがない!と揚げ足をとるものではない。ジョークのひとつでも覚えることが先決である。

米国で将来の首相候補と擬せられて「私は(自民党の)外来種。考えたことはない」・・・。これはジョークではない。野心満々の”擬態”という。馬鹿な男どもは懲りずに騙される。
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