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懸念される韓国人の人質 古沢襄
アフガニスタンでタリバンに拉致された23人の韓国人キリスト教徒は、2人が殺害されたまま救出のメドが立っていない。アフガン駐留米軍は「アフガン、韓国両政府の要請があれば救出作戦に着手する」というが、それでは犠牲者が増えるだけである。

タリバンは.▲侫ン政府に収監中の兵士の釈放韓国工兵隊の即時撤退を要求している。ブッシュ大統領はアフガンのカルザイ大統領とキャンプデービッド山荘で会談し「テロリストには譲歩しない」ことで一致した。収監中のタリバンの釈放は事実上、不可能となった。

窮した韓国政府は隣国パキスタンに人質解放に向け協力を求めたが「頼む先を間違えている」(パキスタン外務省報道官)と冷淡な扱いを受けている。パキスタンは親タリバン勢力を抱えているから、この筋から人質解放を働きかける狙いがあった。

しかしパキスタンのムシャラフ大統領は、首都イスラマバードのモスク(イスラム礼拝所)立てこもり事件での強行突入を行ったばかりである。これに反発するイスラム過激派の報復攻撃が頻発している状況だから、タリバンとの仲介の労をとる余裕がない。

あらゆる面で韓国は八方塞がりの状況に置かれている。時間が経てば健康悪化が伝えられている二人の女性の生命にも危険が及ぶ。アフガンにいる非政府組織(NGO)は韓国が約百人、日本も約五十人、ドイツやフランスの組織を加えると、その数は数百人にのぼるというから決して他人事ではない。

韓国の中央日報は「韓国人人質生かすため”沈黙の取引”を試みよ」と次のような社説を掲げている。

<「人質解放交渉について“沈黙の取引(silentdeal)”を試みる必要がある。先にタリバンが人質の一部を条件なく解放すると公表し解放する。しかしアフガニスタン政府はタリバンが釈放を要求する収監者の一部を背後で静かに釈放する、という案だ。韓国政府はタリバンとアフガン政府の間でこうした合意が導き出されるように動く」−−。

本紙のアフガン通信員アリ・アブハサン氏(仮名)は、韓国人人質事態19日目を迎えた6日、こうした提案を含む7信を送ってきた。彼はタリバン専門家でもある。

以下はその取材内容を整理したものだ。

“沈黙の取引”が成立するためには第三国政府の約束履行の保障やアフガン政府とタリバン間に信頼がなければならない。タリバン指導部が人質と対等交換する核心収監者の1人でタロ・カン氏(タリバン前ガズニー州指揮官)に固執しないこともあり得る。刑をすべて終えたのに、依然としてアフガン監獄に収監中のシャヒド・カル前タリバン教育長官が有力な代案として浮上しているからだ。カル氏は外国人拉致や自爆テロなどに関与したこともない上、すでに刑を終えたので、アフガン政府が解放しやすいと見られる。

拉致を主導したタリバン指導部は「数日内に肯定的な結果を期待している」と明らかにしている。これによって交渉条件緩和や新しい案が出ることもある状況だ。

タリバンスポークマンのアマディ氏が5日、人質追加殺害の脅威を現地AIP通信を通じて流したのに対し、タリバン指揮官アブドゥーラ氏は6日、未明「タリバン指導部はそのように話したことはない」と否認した。指揮系統に混線が起こりそうな感じだ。

アブドゥーラ氏はむしろ「韓国政府交渉団との面会交渉に構わず、数日内に肯定的な結果を期待している」と話した。面会交渉に対する執着を捨てて電話交渉や他の方法で交渉の突破口を見つけようということのようでもある。

アブドゥーラ氏は面会場所をめぐり韓国政府との交渉が進展を見せず、交渉自体より実質的な内容を計算する方に方向を変えたようだ。タリバン指導部がどうしても結果を出すために積極性を見せていると解釈される。状況がこのように展開されていることは韓国政府に良い徴兆だ。

人質の追加殺害の脅威からもわかるようにアマディ氏は自分の言葉をすでに何度か覆している。彼は数日前、タリバンの最高リーダーモーラ・オマル氏が人質事態を総指揮していると主張した。

しかし6日には「オマル氏は最高位のリーダーで、対米抗戦など大きな問題を処理する。韓国人拉致は彼にとって枝葉的問題」とし、自分の発言を覆した。

自分が思うに、韓国人拉致はガズニー州タリバンたちの独自の作品だ。パキスタン国境山岳地帯の奥に隠れているといわれるオマル氏は誰かと連絡をとったり、具体的な指示を下したりする状況ではない。韓国人人質に関する決定権はガズニー州タリバン(司令官モーラ・サビル、副指令官モーラ・アブドゥーラ)が握っている。>
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