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金門島の上陸作戦秘話 古沢襄
蒋介石時代の台湾で旧日本軍の将官クラスが軍事指導に当たったというのは公然たる秘密なのだが、この中国側の資料を見ることが出来た。「日本?官?蒋介石?兵」という表題である。

白?亮、?本源、范健、?本……一个个典型的中国名字,一般人根本想不到,他?都是日本人,而且是高??的日本?人!白?亮本名富田直亮,系日本??少将;?本源本名山本?雄,日本海?少将;范健本名本?健,日本炮兵上校;?本本名大?策郎,日本??中校。?些人有几个共同点,都是日本?人,二???大多数曾在中国??活??,更?重要的是,他?都曾以“白?”的名?,在20世?50?60 年代直接参加了海峡?岸的?事?抗。

蒋介石を援助した日本将校は“白団”の名によって、20世紀の 50―60年代に直接的に海峡両岸の軍事が対抗することに参加したとしている。 海峡両岸の軍事とは中国軍による金門島、馬祖島の上陸作戦。

1965年(昭和40)のことになるが、この金門島の国府軍軍事基地を視察したことがある。台北市郊外の松山空軍基地からダグラス双発輸送機に乗って、中国空軍のレーダーに捕捉されないように、海上300メートルという超低空飛行で金門島を目指した。

案内役は日本の士官学校(三十九期生)をでた荘南園大佐。中国大陸から蒋介石とともに台湾に逃れてきた外省人。油断をしていると大陸から飛び立つミグ戦闘機に追尾され、撃墜されると荘大佐は言う。脅しでないことは荘大佐の緊張した表情でも分かった。(写真右は荘大佐)



こんな危険を冒して金門島に行ったのは、東京で金門島の国府軍守備隊を軍事指導しているのは、旧日本軍の根本博陸軍中将だという情報があったからである。金門島の守備隊は五万一千、海岸線に沿って四段、五段の地下陣地を築いて、数度にわたった中国軍の上陸作戦を退けている。

蒋介石は「大陸反攻」を呼号して金門島と馬祖島は、反攻の前線基地になっていた。台北市内のいたるところに「光復大陸」の大きな看板が立っている。大陸から逃げてきた外省人が大陸反攻にこだわるのは分からぬでもないが、台湾で生まれて育った内省人(台湾人)にとっては、迷惑なスローガンだと思った。(写真は「光復大陸」の大看板)



金門島の最北端にある馬山要塞に入った。偵察陣地から双眼鏡で大陸側をみると、トーチカで固めた守備陣地が指呼の間に散在していた。馬山から大陸の岸まで4000メートル、一番近い角嶼島まで僅か2300メートルしかない。双方の砲撃戦が激しかった時には一日に五万発の砲弾が金門島に降りそそいだ。

砲撃戦の後に上陸用舟艇で中国軍は金門島に迫っているが、国府軍は地下陣地に配備した速射砲を連射して上陸を許していない。守備隊は米式装備で武装されていて、旧日本軍の比ではない。根本中将が、この島で軍事指導していたというのが、むしろ疑問に思えた。偵察陣地で荘大佐に根本中将のことを、さりげなく聞いてみたが、とぼけられてしまった。(偵察陣地で大陸のトーチカ群をみる)



根本博最大的“功?”是古??(金??的一个地方)之??助国民党??保住金?。根本博?服?恩伯把仍在大?的部?尽快撤到沿海的一江山?、大??、金?、?祖,?了国民党金?守?的?力。此外,据一名接受? “白?”教育的国民党?官称,当???指?作?的是根本博。

中国側の資料では、実際に作戦指導に当たったのは、根本中将だと断定している。また蒋介石が根本中将を頼りにしたことについて、米側は必ずしも好意的でなかった記述もみえる。この時期は第二十回国連総会で中国の国連加盟が支持47.不支持47,棄権20と接戦を演じていた。

すでに米国はいずれ中国の国連加盟は避けられないとみていたのであろう。蒋介石は中国が国連に加盟し、国民政府が国連から脱退すれば、国際連盟が崩壊したように国連も崩壊すると突っ張っていた。この時期には蒋介石は日本側に近づき、米国とは若干疎遠となる動きもあった。

しかし、台湾を軍事的に守るのは米国でしかない。軍事力を持たない日本にとっても、根本中将の訪台は困った事態と受け止めていたのではないか。それ故に蒋介石時代の台湾で旧日本軍の将官クラスが軍事指導に当たった事実は、今もって秘密のベールに包まれている。“白団”のことを知る人もいなくなった。
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