<< ピロール農法と大井上農法 古沢襄 | main | 生意気をお言いでない! 古沢襄 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |







バグダッドの治安が回復? 古沢襄
新春早々にキッシンジャーが、イラク駐留の米兵を増強し、全土に拡散している米軍をバクダッドなどテロ多発地域に再配置するので、イラクの混乱は年内に終息すると楽観的な見通しを述べていた。

にわかには信じられない話だと聞き流していたが、現状はキッシンジャーの見通しの兆しが生まれている。バグダッドを電撃訪問したマケイン上院議員は、米CNNによると市周辺の治安が改善しているとの見方を強調した。

マケイン氏ら共和党の議員四人は、装甲車で移動し軍の護衛要員が同行したが、ペトレウス司令官から「各自の判断でヘルメットを脱いでも構わない」と言われている。「米国民はバグダッドの現状の全体像を知らされていない。殺人は減り、市内全域に警備拠点が設置され、増員されたイラク軍部隊も成果を挙げている」とマケイン氏はCNNに語っている。

イラク問題は米共和党と米民主党の政争の焦点になっているから、共和党議員の言うことを100%信じるわけには参らない。逆に民主党の言うことも割引して聞く必要がある。現実には首都バグダッドにおける自爆テロ騒ぎが沈静化しつつあるが、これが永続的なものか定かでない。

バグダッドで沈静化した反面、首都を追われたテロ集団が地方に拡散して、むしろ自爆テロがあちらこちらで激しさを増した観もある。米兵の犠牲は少なくなったが、イラク警察や一般市民の犠牲は減らない。キッシンジャーがいうイラクの混乱は年内に終息すると楽観するのは、まだ早いと言わねばならない。

米上下両院はイラクからの早期撤兵を決議したが、この情勢下では早期撤兵は困難であろう。事実上の戦争状態にあるのだから、不用意な撤兵はテロ集団の一斉攻撃を招きかねない。敗軍を追撃するのは兵法の常道である。進むも地獄、退くも地獄と言っては言い過ぎだろうか。

あと一年半後には、米大統領選挙を迎える。すでに民主党は予備選挙さながらの様相を示している。旗色が悪い共和党は、無傷でイラク撤兵を実現し、反撃体制を整えねばならない。非常に難しい局面に入ったと言わねばならない。
| - | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







スポンサーサイト
| - | 18:08 | - | - | pookmark |







コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kajikablog.jugem.jp/trackback/524199
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>

SEARCH

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENT

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE