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新東京タワーの波紋 渡部亮次郎
東京・江東区の私の住まいから地下鉄で2駅のところに4年後の夏、地上610メートルの新東京タワーが建つ。これを浅草方面(台東区)から見ると、アサヒ・ビール、墨田区役所の左側に、ほぼ隅田川に面して610メートルが聳えることになる。

http://www.yamaguchi.net/archives/000444.html

慌てたのは上野・浅草商店街を抱える台東区商店街連合会。元々商店街や観光連盟など民間主導による「台東ワールドタワー」の誘致活動を展開した。場所は、台東区立隅田公園や区民会館の周辺地区。高さ600mのタワーを建設する計画だったが墨田区計画に敗れた。

上野・浅草地区を訪れる観光客は年間約330万人。しかし拠点駅の東武線浅草駅の存廃の不安がある。ホームも短く、通勤線として不向き。そこへきて東武鉄道は隅田川を跨いだ押上・業平(おしあげ・なりひら)地区に新東京タワーを建設する。

そうなると観光客の流れの重点はそちらへ移り、「やがて浅草駅は廃止されるのではないか」と浅草の住民は疑心暗鬼になっている、という。区長選挙が2007年3月18日に行われたが、具体的な対策は示されなかった。現職が再選。

区としては実は昨年5月、有識者や地元関係者、国や都、隣の墨田区などの委員で構成する「浅草地域まちづくり検討委員会を設置して検討してはいるが、ビジョンの策定はこの夏ごろになると言う。

ところで新東京タワーである。都心部での高層ビルの増加に伴う電波障害を低減すること(特に受信機が小型で影響を受けやすいワンセグ放送に対応すること)、アナログ放送と同規模のエリア確保を目的に、600m級のタワーが必要であるため、東京タワーの代わりに建設される地上デジタル放送用の電波塔である。高さは約610mを予定しており、展望台が450mの高さに建設される。

誘致合戦は激しく、墨田区(すみだタワー) さいたま市(さいたまタワー) 港区(東京タワーの改修) 練馬区(東京ワールドタワー) 豊島区 台東区(台東ワールドタワー) 足立区 千代田区(秋葉原タワー) とあった。

結局2006年3月25日にNHK・在京6社は墨田区に建設することを正式に決定、3月31日に報道発表がなされた。

現場は東京都墨田区の東武伊勢崎線の押上駅と業平橋駅の間に挟まれている東武鉄道の本社の隣接地で所有地でもある貨物駅跡。そのため、事業主体は、東武鉄道が全額出資する新東京タワー株式会社であり、約500億円の事業費を東武鉄道が出資。建設費は約400億円。

経済効果は毎年、約480億円が見込まれている。テレビ局からの賃貸料及び観光客からの入場料などで収益を得る見込みである。

監修者 澄川喜一、安藤忠雄 、設計者 日建設計 で進められており放送施設、展望施設(450m特別展望ロビー、350m展望ロビー)、商業施設などが併設される。

2011年7月24日に予定の地上アナログテレビ放送の終了に備え、2008年半ば着工、2011年半ば竣工予定である。また、着工に先立ち、2006年11月24日にデザインが公表された。

現在公表されているデザインは、五重の塔の構造を参考にした地震などによる揺れを抑える構造で、概観は日本刀の緩やかな曲線をイメージしている。今後決まる色は、隅田川にマッチするよう、シルバーとブルーを基調とする予定である。

建設されれば高さでは、現在世界一であるカナダ(トロント)のCNタワー(1976年完成)を越し、中国の広州にできる同じ610mの広州テレビタワー(2009年完成)に並ぶ。

しかし、自立式建造物としては2010年に先に完成するモスクワのモスクワシティタワー(ロシアタワー)に越される見込み。また展望台の高さも、472mの上海環球金融中心(2008年完成)や、最低でも808mのブルジュ・ドバイなど、続々と海外で建設されている超高層ビルの展望台には及ばない。そのため、高さの「世界一」では無冠のタワーとなる。

慌てる台東区に対して地元の墨田区は2006年秋にグランドデザインを策定した。平成27年度までにつぎ込む予算は約78億円。観光船着場ヤタワー横を流れる北十間川の水辺空間の整備など23の事業に取り組み「国際観光都市」への変貌を目指す、としている。

敗戦時の東京大空襲では、半分が焼け残った墨田区。そのために区画整理が不十分なこともあって、街の再開発が進んでいない。そんなところへ観光客がいきなり来たって困るのは住宅街の人々では無いか。参考:「ウィキペディア」「産経新聞地方版2007・3・19」
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