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柳沢失言よりも久間防衛相の発言 古沢襄
フジテレビの緊急世論調査によると自民党、公明党の支持率があがり、民主党、社民党の支持率が下がっている。調査対象が首都圏であるから、これをもって全国的な傾向と言い切ることはできないが、国会審議をボイコットする野党の戦術が、そろそろ限界にきていることは明らか。

他のマスコミ各社も愛知県知事選、北九州市長選の結果をうけて世論調査を実施するであろう。その結果の如何にかかわらず審議拒否をしている野党は、補正予算が成立すれば、国会の場で柳沢厚生労働相の責任を追及して、最終的には柳沢厚生労働相の不信任決議案を提出すべきではないか。

衆院で圧倒的多数を占める与党勢力をみれば、不信任決議案が否決されるのは避けられないが、だからといって審議拒否をズルズルと続けるのは許されない。それは来るべき総選挙で雌雄を決するしかないし、さし当たっては参院選で野党が勝つことではないか。審議拒否は選挙戦術としても愚策だといえる。

今の安部内閣にとって柳沢厚生労働相の失言もさることながら久間防衛相の度重なるブッシュ政権のイラク政策批判が最大の懸念材料ではないか。なるべくなら野党からのこの問題の追及を避けたいところであろう。

久間防衛相は思いつきでイラク政策批判をしているのではない。その意味ではブッシュ政権を支持してきた小泉前首相や安倍首相とは明らかに違いがある。同じ津島派から防衛庁長官に起用された額賀前長官、石破元長官とも違った防衛理念を持っている。ことブッシュ政策批判ではハト派の加藤紘一元防衛庁長官に近いものがある。

その久間氏を安倍首相は防衛庁長官に起用した。郵政民営化国会で反対論が噴出した自民党総務会で慣例をやぶって多数決処理をしたのは久間総務会長であった。穏やかな風貌ではあるが、ここ一番の時にみせた強腕ぶりが安倍首相の目に焼き付いている。総裁選挙を前にして額賀氏は立候補の意欲をみせていたが、久間氏が反対して潰れている。

久間氏の起用は一種の論功行賞人事といってもよい。だが防衛政策の専門家というだけでブッシュ政権のイラク政策に批判的な久間氏を防衛庁長官に持ってきたのは、あまりにも短絡的ではなかったか。むしろ重要経済閣僚として遇するべきでなかったか。

このような弱点を安倍内閣は内包している。野党は安倍首相と久間防衛相の相違点を国会論戦の場で質す必要がある。それは安倍首相にとって一番触れて貰いたくないところであろう。久間防衛相を庇うとブッシュ政権との齟齬を招く。違いを明らかにすれば閣内不統一を露呈する。それをせずして審議拒否を続けるのは如何にも策がない。

久間防衛相は小泉内閣の下でブッシュ政権に寄り過ぎた防衛政策を軌道修正したいという意図があったと思う。数々の発言内容がそれを示している。対米関係を配慮しながら軌道修正を徐々に行えば問題がなかったが、発言内容は直裁的で時には小泉批判と受けとられかねない。いずれ国会審議で野党から追及を受けるであろうが、五月には訪米計画を持つといわれる安倍首相にとって頭の痛い問題になる。
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