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安倍内閣の支持率低下は・・・ 古沢襄
安倍内閣の支持率が低下しているが、まだ危険水域には達していない。しかし高い支持率を保った小泉内閣に慣れていた国民の目からみると、ジェットコースターの天辺から急降下する様を思わせる。マスコミも一斉に囃し立てている。

半世紀近く政局をみてきた私からすると、まだ騒ぎ立てる凋落現象に至っていないと冷めた目でみている。その理由は三つある。,燭靴に各社の世論調査では安倍内閣の発足当時70%前後の高支持率から、50%を割るところまで下がったが、これが本来の姿ではないか。30%台に落ち込めば明らかに黄信号がともるが、歴代内閣に較べてまだ高水準にある。

⊂泉内閣は自民党内の抵抗勢力と真っ正面から衝突したから、国民の支持率こそが強力な援軍であった。支持率目当ての演出に大きなエネルギーを費やしていたが、安倍内閣は党内融和の路線を取っているから、支持率が下がっても倒閣運動が出ていない。党内的にみれば小泉内閣よりも安定した基盤を保っている。

K寨茲覆薜打榮盂佞了抻率低下に反比例して小沢民主党の支持率が高騰せねばならぬ。それが低迷している・・・安倍首相の大叔父に当たる佐藤首相は、七年八ヶ月の長期政権の保持記録を立てたが低支持率に終始している。歴代最長不倒の記録を維持したのは、野党の社会党の不人気もあるが、党内基盤が強固だったことに原因がある。

今の支持率が安倍内閣の本来の姿というのは、戦後政治史でも希有なキャラクターの持ち主であった小泉首相が踏み荒らし、やり残した”どろ道”を修復するという割の合わない宿命を背負って政権を担当したことにある。地道な仕事だから高い人気がでよう筈がない。安倍首相にとって小泉路線を継承するという意味はそこにある。小泉手法を真似することではない。

今国会で政府提出の法案は100%成立させている。改正教育基本法と防衛庁の省昇格関連法にばかり焦点が合わさったが_正テロ対策特別措置法地方分権改革推進法2正貸金業規制法げ正官製談合防止法(議員立法)などの重要法案が日の目をみた。

通常国会では憲法改正の手続きを定める国民投票法案を成立させるつもりでいる。参院選後には消費税の税率をアップする税法改正案(仮称)を俎上に乗せるであろう。いずれも小泉内閣が先送りした重要法案で野党の激しい攻勢に曝される。これで人気も欲しいというのは二兎を追うことになる。

安倍首相が好んで高杉晋作や吉田松陰という郷里の先人のことを口にするのは、戦い半ばで倒れても潔よしとする気持ちの表れであろう。とは言うものの小泉首相の劇場型政治の残影は安倍首相の目に焼き付いている。小泉手法とは違う安倍手法を志しながら、折りにふれて迷いが生じる日々かもしれない。それを支える人物が現政権に見当たらないことがやはり気になる。
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