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宮崎県知事の進退 渡部亮次郎
土木部の談合汚職で揺れる宮崎県では、県議会が11月29日午後、全会一致で安藤知事に対する辞職勧告決議可決したが、当の安藤知事は「知事としての任期をまっとうしたい」などと述べ、辞職の意思がないことを改めて強調した。さて行く末は。


<宮崎県発注の設計業務を巡る官製談合事件で、建設情報コンサルタント「ヤマト設計」(東京都)に受注させるための談合を指示したとして競売入札妨害容疑で逮捕された県出納長、江藤隆容疑者(63)が県警の調べに対し、安藤忠恕(ただひろ)知事(65)から「ヤマトをよろしく」と依頼されたと供述していることがわかった。県警は安藤知事が談合を主導したとの疑いを強め、強制捜査に踏み切る方針を固めた。12月初めにも検察庁と最終的な協議に入る模様だ。事件は、早ければ来週にも重大局面を迎える見通しとなった。>(毎日新聞 2006年12月1日)

<宮崎県議会は29日の本会議で安藤知事に対する辞職勧告決議を全会一致で可決した。決議は「県土木部幹部職員が逮捕されたうえ、出納長の事情聴取や家宅捜索で重大な支障が生じている」と指摘。「政治的、道義的責任は極めて重い」としている。>(宮崎日日新聞Web 2006年11月29日)

<これに先立ち安藤知事は29日午前、口頭で辞職を勧告した県議会の坂元裕一議長らに対し、「私も事情聴取を受けるかもしれないが、まったく身に覚えのないこと。少なくとも出納長に指示はしていない。私の責任の取り方は入札制度の改善をしていくことだ。知事としての任期をまっとうしたい」などと述べ、辞職の意思がないことを改めて強調した。

宮崎県庁が再び家宅捜索を受ける中、報道陣の取材に応じる安藤忠恕知事は宮崎市の県庁で、出納長が事情聴取を受けたことについて「非常に残念。管理監督者として責任を感じます」と語った。

官製談合への出納長の関与については「これまで本人に何度も確認したが、『指示はしてませんし、談合にも関与してません』と言うから、私は信じてるよ、と言っていた」。

知事から出納長への指示の有無を問われると、「そんなことするわけがない。機会あるごとに、談合はいかんよ、天の声なんて一切ないんだからね、とずっと言ってきた」と否定した。>(Asahi Com 2006年11月29日14時09分

宮崎県官製談合事件、江藤隆・県出納長を逮捕
宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務を巡る官製談合事件で、県警は29日午後7時1分、県出納長の江藤隆容疑者(63)を競売入札妨害(談合)容疑で逮捕した。

県ナンバー3の出納長の逮捕により、県側の逮捕者は土木部長らに続いて4人目、事件での逮捕者は計12人になった。

調べによると、江藤容疑者は、昨年11月に県宮崎土木事務所が発注した県道災害復旧事業の橋梁設計業務の指名競争入札で、二本木由文容疑者(56)(競売入札妨害容疑で逮捕)が社長を務めるヤマト設計(本社・東京)に落札させるよう県土木部長藤本坦(ひろし)容疑者(59)(同)に指示した疑い。

県警は、これまでに藤本容疑者ら県土木部幹部3人と二本木容疑者ら業者7人、元国会議員秘書、石川鎮雄容疑者(68)(同)の計11人を逮捕。土木部長藤本容疑者は「次長だった昨年、ヤマト設計に落札させるように言われた」と、江藤容疑者からの指示を認める供述をしていた。 (読売新聞) - 11月29日19時33分更新

果たして出納長がすべてを被る(身を捨てる)覚悟が出来ているのか。出来てなければ最悪の事態になる。

この事件の端緒は妙な事件であった。談合を思わせるものではなかったのだ。以下地元紙「宮崎日日新聞」の記録で振り返る。

知事後援会 元幹部に5000万円提供(9/15)
安藤知事の後援会が2003年9月、後援会の元幹部に活動の謝礼として現金5千万円を渡していたことが14日、関係者の話で分かった。元幹部は3カ月後に安藤知事に現金を返したという。

謝礼としては多額の資金提供だったが、安藤知事は「直接関知していない。額も知らない」と関与を否定している。

元幹部とは元国会議員秘書だった。1ヵ月半、県警が懸命の謎解きの結果、真相に近付いた。

元国会議員秘書を逮捕(11/1)
宮崎県警捜査2課と宮崎北署は10月31日、電磁的公正証書原本不実記録、同供用の疑いで宮崎市生目台東3丁目、不動産関連会社「高崎リゾート」社長で元国会議員秘書石川鎭雄容疑者(68)を逮捕した。

この逮捕でいきなり宮崎県庁による「官製談合」の概略が判明したので、県警は一気に中心に迫った。

県土木部長ら10人を逮捕 官製談合の疑い(11/17)
県発注の橋設計業務入札をめぐって官製談合が行われたとして、県警捜査2課は16日、競売入札妨害の疑いで県土木部長、藤本坦容疑者(59)ら県幹部3人と東京都目黒区平町1丁目、設計コンサルタント会社「ヤマト設計」社長、二本木由文容疑者(56)ら業者など7人を逮捕した。

知事から直接要請 二本木容疑者が供述(11/18)
県発注の橋設計業務入札をめぐる官製談合事件で、落札した東京都の設計コンサルタント会社「ヤマト設計」社長二本木由文容疑者(56)=競売入札妨害容疑で逮捕、送検済み=が、石川鎭雄容疑者(68)=同、宮崎市生目台東3丁目=の処遇について「安藤知事から『面倒を見てくれ』と頼まれた」と供述していることが17日、分かった。県警捜査2課はこの供述内容と官製談合事件の関連について調べている。

受注調整、知事の指示か 土木部長など供述(11/19付)
県発注の橋設計業務入札をめぐる官製談合事件で、県土木部長の藤本坦容疑者(59)=競売入札妨害容疑で逮捕、送検、宮崎市生目台東5丁目=と同部次長の柴岡博明容疑者(58)=同、同市佐土原町下那珂=が受注調整の指示について「上から頼まれた」と県警の調べに対して供述していることが18日、分かった。

県警捜査2課は安藤知事を含む県上層部から“天の声”が出された疑いが強いと見て追及している。かくて江藤出納長に逮捕状 宮崎北署で聴取(2006年11月29日)となった。

<宮崎県発注の橋設計業務入札をめぐる官製談合事件で県警は29日、受注調整を指示した競売入札妨害の疑いで県の江藤隆出納長(63)=宮崎市学園木花台北1丁目=に出頭を求め、事情を聴いている。県警は逮捕状を取っており、容疑が固まり次第、逮捕する。

県土木部と業者らによる談合事件は、県の3役が受注調整に直接関与した可能性が強まり、県政の停滞は避けられない見通し。県警は江藤出納長が「天の声」の仲介役だった可能性もあるとみており、トップの安藤知事の関与も含め慎重に捜査する。>

安藤知事は地元の大学を出た後すぐ県庁に入り、局長から知事選に出て落選。4年後に与党抜きで当選。その時、元国会議員秘書の石川鎭雄容疑者(68)との関係が出来た。選挙のあと5000万円が知事の後援会から石川に渡った。それがばれて官製談合事件が見る間に暴露されていった。

一体、安藤知事は石川に如何なる弱みを握られ5000万円もの大金を渡したのか。石川の面倒を見させた東京都目黒区平町1丁目、設計コンサルタント会社「ヤマト設計」社長、二本木由文容疑者(56)と知事は何処で結びついたのか。野次馬としては興味津々(しんしん)だ。

一方、木村・和歌山県知事、談合関与認める。
和歌山県発注工事をめぐる官製談合事件で、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された同県知事の木村良樹容疑者(54)=辞職表明=が大阪地検特捜部の調べに対し、容疑を認める供述を始めたことが29日、わかった。

木村知事は、県発注工事で談合があり、自ら談合に関与していた、と話しているという。木村知事と同日午前に接見した弁護士は「知事は反省しており、これまでの方針を転換する。あとは特捜部に聞いてほしい」と語った。 (Asahi Com 2006年11月29日15時50分)
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