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小沢の投げやり屋 渡部亮次郎
<強硬路線を指示してきた民主党の小沢一郎代表は20日夕、鳩山由紀夫幹事長や菅直人代表代行と会談し、「衆参協力して一致して行動してくれればいい。(国会対応の)中身は任せる」と述べ、今後の与党との折衝などを鳩山氏らに一任した。>(Sankei Web 11/20 22:55)

要するに小沢一郎は沖縄選挙に敗れてやけっぱち。敵前逃亡というか、いつものように面倒くさいとばかりに戦いを棄てたのだ。投げやり屋といわずして何と呼ぼうか。

<国会は教育基本法改正案をめぐり野党4党が審議拒否を続けていたが、沖縄県知事選で野党統一候補が敗北したことを受け、22日にも正常化する見通しとなった。>(同)
この意味が分らない。教育基本法の審議を沖縄県知事選挙と結びつける大将小沢の頭の中が分らない。国会を混乱させれば沖縄の知事選挙に勝てるというのが分らない。妄想狂になったのと違うか。

根本の指示が間違っていたから民主、共産、社民、国民新の野党4党が20日、国対委員長が会談し、自民党が打診してきた21日の与野党国対委員長会談に応じることを決めた、といわれても理由が今度は分らない。無いからである。

民主党は恰好がつかないから与党に対し、審議復帰の条件として、いじめや必修科目の未履修問題、タウンミーティングでの「やらせ質問」問題に関する集中審議を予算委員会で行うよう要求していたが、予算委に限らず何らかの形で集中審議が行われれば、審議復帰に応じることも検討しているということになる。ざまあないね。

以下のような報道もあって、もともと小沢民主党の戦略が見違っていたことを証明した。<19日に投開票された沖縄県知事選では、与党が推して当選した仲井真弘多氏が、県内41市町村のうち31市町村で野党統一候補の糸数慶子氏の得票を上回った。

この中には、普天間飛行場のある宜野湾市や、嘉手納飛行場を抱える嘉手納町など、米軍基地の負担が大きい市町村も含まれている。

糸数氏が参院議員に当選した2004年の参院選では、こうした市町村のほとんどで糸数氏の得票は自民党候補を上回っていた。

この結果について、民主党の保守系議員は、糸数氏が「普天間の即時閉鎖・国外移設」を唱えたことを踏まえ、「基地問題で実現可能性の低い公約を掲げても投票してくれない。革新勢力が根強い沖縄でも、旧来型の『反基地』の主張は否定されるようになってきた」と指摘した。

普天間飛行場の移設先となる名護市も仲井真氏が制しており、仲井真氏が掲げた「経済振興」が、糸数氏の主張より有権者を引きつけたことがうかがえる。>(2006年11月20日22時1分 読売新聞)

沖縄は激しく変わる。糸数氏が「普天間の即時閉鎖・国外移設」を叫んでも、県民にはそれが理想論、建前論であって、実現不可能と分っているから、何言ってんのと反発する人が多くなっている。そこを小沢は読み違えた。

本土復帰前の昭和43(1968)年11月の琉球主席公選をパスポートもちで取材した経験なんか役には立たないが、沖縄は住んで見なければ理解できない。自民党対社会大衆党的な戦いが沖縄であり、民主党が糸数氏におんぶしてお化けになってしまった。

しかも片方で小沢は変な動きをしたとの噂が立っている。

<民主党が年内にまとめる基本政策の安全保障分野の原案が18日、明らかになった。
原案によると、焦点の集団的自衛権の行使について「我が国が直接、急迫不正の侵害を受けた場合には、個別的、集団的という概念の議論に拘泥せず、憲法にのっとって自衛権を行使する」とした。

これは小沢一郎代表が10月31日の政権政策委員会で「日本が侵害を受けて、同盟国である米軍が来援に来て他国に攻められた時、わが国が一緒になって守るのは当然だ」とした主張を踏襲したものだ。

集団的自衛権の行使は憲法上禁じられているとする政府の見解とは一線を画し、集団的自衛権の行使を事実上一部容認するものとは言える。

この原案は、政権政策委員会(委員長・赤松広隆副代表=旧社会党出身)がまとめたもので、小沢代表が9月の代表選で発表した基本政策(小沢ビジョン)をほぼ踏襲した。>(2006年11月19日3時2分 読売新聞)。

事実このように纏まるなら大ニュースだから他社の追いかけるはずが何処も追いかけない。小沢の左寄り路線に対する党内の批判を抑えるために、小沢が赤松広隆副代表=旧社会党出身にやらせた「やらせ」という噂が流れているからだ。

かくのごとく小沢は与党との戦いをするために党内と戦わねばならぬというジレンマに陥っている。これはそもそも小沢の民主党入りが大いなる誤謬だったことを物語っていないか。

日本の政治に求められている新しい理念は、共産党を含めた野党共闘の結成ではない。むしろ集団的自衛権の行使にしても教育基本法の改正にしても、宗教団体を背負って訳の分らない公明党と組んだ自民党よりも、いわば右の線ではないのか。

この際、民主党保守派が自民党に移り新党を結成することを望む。小沢がどうしても自尊心が許さず自民党復帰を拒むなら公明党と組むか、それも不可能なら引退して健康を守ったほうが日本のためだ。(文中敬称略)2006.11.21
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