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劇場型選挙か組織選挙か 古沢襄
来年の参院選の前哨戦と位置づけられた衆院神奈川16区と大阪9区の統一補欠選挙が10月10日告示、同22日投票で行われる。これは安倍次期首相にとって初の国政選挙だが、両選挙区とも自民党議員の死去に伴う補欠選挙だから落とせない。一方、代表に無競争で選ばれる民主党の小沢一郎代表にとっても一議席でも奪えば、求心力がさらに高まる。その意識もあってか民主党は早くから選挙態勢を固めていた。

自民、民主両党とも第一回の選挙情勢分析を行ったが、いずれも「極めて厳しい情勢」といっている。マスコミ調査は、まだ行われていないが現状は互角ということだろうか。それだけに両党とも告示日以降、党幹部を総動員して熾烈な選挙戦を展開しそうである。

ことし四月の千葉7区の衆院補欠選挙では、永田議員の偽メール事件という逆風の中で小沢代表にとって初の国政選挙になったが、接戦の末に民主党候補が勝った。小泉首相にとって任期中に最後の国政選挙を飾ることができずに敗北している。

小沢流の選挙は”風頼み”をとらずに、徹底した企業回りや労組へのあいさつに徹した組織選挙を行った。これは田中角栄氏からの直伝の自民党選挙だったともいえる。一方、自民党は昨年の総選挙で圧勝した”劇場型選挙”を再現すべく小泉チルドレンを次々と選挙区入りさせ「夢よもう一度」を目論んだ。自民党候補者が埼玉県副知事という”よそ者”であったことも意に介しない甘さがあった。

二大政党下の対決型選挙では、地元密着型の候補者を擁立し、地元組織をあげての選挙戦が欠かせないという教訓を与えた。参院選では29ある一人区の争奪戦になる。亥年選挙になるから投票率も低くなるであろう。劇場型選挙よりも地道な草の根選挙に徹した方が勝利の栄冠を手にする。

その意味で衆院神奈川16区と大阪9区の統一補欠選挙は、ひとつの試金石になったといえる。それはまた来年の参院選における一人区の戦い方を決定づける。若い安倍首相の人気頼みで劇場型選挙を志向すれば、組織選挙に徹する小沢流選挙によって苦杯をなめるのではないか。
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