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海南島にキロ級潜水艦を配備 古沢襄
香港の共同特派員が伝えてきたところによると、最新鋭のロシア製キロ級潜水艦が、中国・南海艦隊の海南島にある基地に配備された模様である。中国は五年前にキロ級潜水艦八隻をロシアに発注している。中国海軍の強化策が着々と進んでいる証左である。

ロシアのキロ級潜水艦は、ディーゼル・エンジンで稼働する通常型の潜水艦だが、ロシアでは現役艦15隻が就航、高度に自動化された戦闘システムを持っていて、乗員53名の大型艦。原子力潜水艦ではないが、操艦や射撃指揮などは全てコンピューターで制御され、優れた静粛性がある。船体は無反響タイルで覆われており、敵のソナーからの探知を防ぐ特殊機能を持っている。

アメリカやフランスなどは、原子力潜水艦だけしか建造していないが、ロシアは、原子力潜水艦とともに通常動力潜水艦も建造してきた。建造コストが原子力潜水艦よりも格段と安い利点があるほか、輸出用に建造してきた歴史がある。ルーマニア、ポーランド、アルジェリア、インド、イランがキロ級潜水艦を保有している。ロシア以外の諸外国では、21隻が就役している。インドの保有数は十隻、イランも三隻保有している。

日本の海上自衛隊が保有している十六隻の潜水艦も通常動力潜水艦。主力艦は乗員70名の「おやしお」級で九隻が就航。いずれも国産艦だが、性能はキロ級潜水艦よりも上とされている。日本の潜水艦勢力はイージス艦ほど知られていないが、アジアではトップ・レベルにあると言ってよい。

中国海軍がキロ級潜水艦を配備したのは、台湾海峡で軍事衝突した場合、西太平洋に展開しているアメリカの第七艦隊が東支那海に入ってくるのを、実力阻止する構えを誇示する狙いがあるとみるべきであろう。アジアにおける軍拡競争が、目に見えないところで着々と進んでいることだけは、忘れてはならない。
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