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麓さんも早ちゃんもいまは亡い   古沢襄

田中角栄さんの再認識論が興っている。きっかけは石原慎太郎氏の著作「天才」。石原氏は角栄さんになりかわり、一人称でその人生を回想している。


共同通信政治部記者だった麓邦明さんが角栄さんに請われて秘書になった時には、自民党記者クラブでいろいろと教えを受けていただけに少なからずショックを受けた。


海軍兵学校出の麓さんは、角栄さんの秘書になることによって、自らの政策を実現したいという気持ちに燃えていた。


そして実現したのは「都市政策大綱」。これが「日本列島改造論」となって大きく実っている。麓さんは生来の政策マンだった。


間もなく東京タイムスの政治記者だった早坂茂三さんも角さんの秘書となった。早坂さんは政治秘書というべきであろう。麓、早坂の二人に目をつけた角さんは、すでに総理・総裁の座を目指して周辺を固めている。


だが、この違いが仲が良かった二人の明暗を分けた。あるいは角さんの隠れた金権本質についていけない麓さんと、金権本質を上回る角さんの政治能力を高く評価した早坂さんの違いと言うべきかもしれない。


麓さんは結局、角さんのもとを去り、宮沢喜一氏の政策ブレーンになっている。


早坂さんも結局は角さんの死後、政治評論家として一人立ちした。ワシントンのホテルで早坂さんと飯を食ったことがある。


「早ちゃんも結局はダメだったのか」と私が言うと


「娘さんに嫌われてね」と頭をかいてみせた。


六〇年安保の時に、総理官邸の前で学生デモと衝突した警官隊の規制に憤慨した東京タイムスの早ちゃんが大立ち回りを演じて、背広の片腕を破られたことがある。それに巻き込まれた私と早ちゃんは、その夜、虎ノ門のおでん屋で飲んで鬱を晴らした。


早ちゃんは情熱の人でもあった。政治評論家としても一家言を持っていた。角さんの理解者と言うべきかも知れない。麓さんも早ちゃんもいまは亡い。
 

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