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夏目漱石の小説「道草」 所在不明の直筆原稿見つかる   NHK

夏目漱石の小説「道草」の直筆原稿のうち、およそ100年の間、所在が分からなかった18枚が、神奈川県内の住宅から発見されました。


発見されたのは、ことし没後100年となる夏目漱石が大正4年に書いた小説「道草」の前半部分の直筆の原稿18枚です。去年11月、神奈川県立神奈川近代文学館に「県内の住宅に保管されている」という情報が寄せられ、担当者が筆跡などから漱石の原稿だと確認したということです。


「道草」は幼いときに養子に出されるなど自身の生い立ちをもとにした自伝的小説で、大正4年から新聞に連載されていました。原稿のほとんどは東京の日本近代文学館に保存されていますが、神奈川近代文学館によりますと、連載されたあと原稿の一部の所在が分からないままだったということです。


発見された原稿は漱石が特別に注文していたとみられる原稿用紙に、主人公が縁を切っていた育ての父親と久しぶりにことばを交わすシーンなどが書かれていて、黒く塗りつぶすなどして推こうを重ねた様子がうかがえます。


神奈川近代文学館の鎌田邦義さんは「100年間所在が分からなかった原稿が見つかるとは思っていなかったので、初めて見たときは驚きと感動がありました。自分自身をモデルにするなかで表現に悩んでいた様子が伝わってきます」と話していました。
この原稿は今月26日から神奈川近代文学館で展示されます。


■専門家「書き上げるまでの過程見える」


夏目漱石を中心に日本の近代文学を研究している早稲田大学の石原千秋教授は「直筆の原稿がこれだけまとまって見つかるのは大変珍しいことだ。状態も良く、保管していた人が大切に扱ってきたこともとてもありがたいと思う」と話していました。


石原教授によりますと、発見された原稿はひらがなの「た」や「か」の書き方の特徴が漱石のほかの原稿と極めてよく似ているということです。


石原教授は「主人公の気持ちをより強く表現しようと漱石が考えていた様子が原稿から見て取れる。新聞の連載や単行本ではできあがった表現しか分からないが、直筆の原稿があることで書き上げるまでの過程が見えるのがとても興味深い」と話していました。


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