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大井上農法とピロール農法   古沢襄

敗戦の前年、昭和十九年の頃だったろうか。東京・渋谷の穏田にあった大井上農法の実験農場で父の助手を務めたことがある。


大井上農法・・・以前に「ピロール農法と大井上農法(2007.04.03 Tuesday name : kajikablog)」という記事を書いたことがある。


■世の中には思いがけないことがある。私の父・古沢元は戦争末期に郷里の岩手県沢内村にふらりと現れ、大井上農法を普及させようとした。戦後になって沢内村助役を二十年間も勤めたという佐々木吉男氏が、ふらりと茨城県の拙宅に訪ねてきた。


「大井上農法の資料が残っていないか」というのが来訪の目的であった。佐々木氏は沢内村の新町小学校で古沢元(本名・玉次郎)の四年後輩だったという。一夜、歓談して翌日に岩手県に帰っていったが、それが縁になって古沢元の文学碑を建立する運動が始まっている。文学碑建立委員長になった佐々木氏は九十六歳になったが健在である。


大井上農法とは違うが「ピロール農法」というのがある。私も初めて知った。この農法の創始者は、黒田商事の黒田与作氏。福井県の人である。まずは私宛のメールをご披露する。


<はじめまして、私は、黒田与作59歳です。こんにちわ、私はピロール農法というものを推進して30年になります。シアノバクテリアという独立栄養微生物を繁殖させる農法で、福井県で生まれました。なかなか理解されなくて30年が経過・・・・最近環境問題・温暖化防止が可能な農法だということで・・・・すこしは知られるようになりましたが・・・・まだまだです。>


 <ところで、今回は若泉敬先生・・・・で検索していて見つけました。敬先生は私の実家近くでのお生まれなのです。一昨年の全国ピロール大会において・・・・ピロール志士の会で講演していただきました、紺野大介先生は、橋本左内の母方の血統を引く御仁です。代表さまとお近づきになれれば幸甚です。>とある。


私は、このメールを前にして深い感慨を覚えている。私は父と同じように水戸の風土に惹かれ、藤田東湖を尊敬している。黒田氏も明治維新の原動力になった福井の風土に惹かれて、橋本左内ら先達のことを忘れていない。


作家の水上勉氏は「福井は日本人の在所・・・心のふるさとだ」と言った。私も北陸に五年間も住んだので、東北や茨城と同じような愛着心を持っている。農業というのは、この美しい国土を愛して、それを護り、後世に伝える人間の営みではないかと思うことがある。


土の香りといっても大都会に住む人には分かるまい。戦前、戦中には東京にも土の香りがあった。西武線沿線の野方、府立家政(今は都立家政)、鷺宮あたりは、一歩でると田圃があって、多くの家は台所に引き込んだポンプ井戸を使っている。浅草にでると隅田川をお粗末なポンポン蒸気に乗ることができた。


私が生まれたのは新宿近くの西大久保。牛込で小学校までいたが、江戸とはいわないが、東京市という雑多な街であった。今の近代化された東京は、私の故郷の面影を残していない。むしろ利根川を越えた茨城県の守谷市に生まれ故郷の面影をみる。


やはり裸足で土を踏むことがないと、生きている実感が伴わない。今の東京は便利だが、そこで一生を終えるのは、如何にも侘びしい。私を入れたお棺がコンクリートの階段を下りる度に、コンクリートの壁に当たるのを想像するだけで、化けて出たくなる。


人それぞれだから、他人に説教するつもりは、サラサラないが、同じ様な気持ちを抱く人に触れると、同士を得た思いがする。黒田氏のメールを前に感慨を覚えたというのは、そういうことである。機会があれば、福井県を訪れて酒を酌み交わしたい。


ピロール農法とは‘本ではすでに平均値でph4.6〜ph4.8の酸性雨が降っている降り始めではph3.5近くにもなり、そうした水が染み込んだ土壌で出来たお米をはじめとする農産物は頑張って作っても酸性の性質を持つG聖妻が中性、もしくはアルカリ性の性質を持っていたのは、はるか昔の話であり、現在の悪化した環境のもとでは昭和中期の有機農法でえられた効果は期待できないた育の観点から見ると、次代に安全で安心な農産物を与える為には、環境変化に対応できる農法の必要性がある・・・ピロール農法はその点、合理的かつデーターの示せる農法だという。


<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

| 古澤襄 | 06:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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