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書評『ナポレオンと東条英機』   宮崎正広

■占領軍が押しつけた西欧の歴史観はすべてが間違い なぜまだ日本人はGHQの洗脳から脱却できないかはマスコミが悪いのだ


<武田邦彦『ナポレオンと東条英機』(KKベストセラーズ)>


読後感は爽快、愉快。そして、本書の著者である武田邦彦氏の近現代史に対する考え方は日下公人、西尾幹二、高山正之各氏の歴史観と通底している。


本書は戦後歴史教科書の弊害を別のアングルから木っ端微塵に粉砕した快著でもある。


戦後の西洋史観の誤謬を覆がえし、かの大東亜戦争は「平等」のため、人種差別をなくすために闘わざるを得なかった戦争だったとする正気に立ち戻る。


人類を差別や奴隷、悪癖から開放したのは仏蘭西革命ではなかった。人類に平等をもたらし、差別をなくす思想を導いたのは日本の大東亜戦争であるという、教科書には載っていない「真実」を、時系列に概括して本書ではダイナミックに展開されている。
 

ならば戦後久しく、西洋人が押しつけた間違いだらけの歴史が、今なお、日本には蔓延しているのは何故だろうか?


「日本の知識人の学識と知的レベルが低く、戦前も戦後も大失敗を続けています。それはNHKや朝日新聞という世論をリードするマスコミが(米国の押しつけた歴史観を)追従するという図式です」


したがって、「日本の論壇、教科書の全て占領軍の都合のよいように書かれ、多くの日本人が戦後70年を経ても、日本人なのに歴史を裏切って『反日』になってしまった」(166p)。


理学博士が日本の近現代史の解釈に挑んだ快著となった。
 

<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

| 宮崎正弘 | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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