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国連分担金二位の日本の発言力を強めよう   古沢襄

最近の国連をみていると、米国に次ぐ分担金を負担している日本に対して無理解な発言が目立つ。分担金二位の日本は常任理事国でもない。


国連職員の各国構成員をみてみる。(二〇〇九年)分担金二位の日本はイタリアに次ぐ五位。分担金を減らすか、職員の数を増やして発言力を強めるか、いずれかの方法をとらないと日本の発言力が軽視されたままとなる。


(胴顱。械械蛙諭´▲疋ぅ帖。隠沓或諭´フランス 132人 ぅぅ織螢◆。隠隠型有テ本 111人 Ρ儿顱。坑郷諭´中国 85人 ┘蹈轡◆。沓疑諭´カナダ 74人 オーストラリア 55人


外務省は国連に対する日本政府の分担金などについて以下のような見解を公表している。


問1.国連加盟各国の国連分担金の比率はどのようにして決められているのですか。


現行の算定方式の下での国連分担率は,基本的には加盟国の「支払能力(Capacity to pay)」に応じるものとなっています。


具体的には,各国の経済力(国民総所得(GNI)の世界計に対する各国の比率)を基礎としながら,合意された一定の算出方法に従って,途上国に対して対外債務や1人当たり国民所得に応じた割引措置,更には分担率の上限(シーリング,22%)や下限(フロア,0.001%)の調整等が加えられます。


問2.2015年12月,国連で加盟国が負担することになっている国連分担金の比率(分担率)の見直しが行われたようですがどのような結果になったのですか。日本はどのような主張をしたのですか。


(1)国連の加盟国が支払う国連分担金の比率(分担率)は,3年に一度国連総会で見直すこととなっています。


2016年から2018年までの3年間の分担率を決める交渉が1年以上にわたり断続的に行われ,2015年12月末に最終的に現行の算定方式を維持することで各国の合意が成立しました。

その結果,新しい統計値を考慮した各国の分担率が決定され,日本の分担率は,10.833%(2013年〜2015年)から9.680%(2016年〜2018年)に引き下げられることになりましたが,引き続き,米国の22%に次ぐ第2位の拠出国です。


第3位は中国(7.921%)で,前回6位から大きく上昇しました。その他,新興国として近年高い経済成長を遂げている国(ブラジル,ロシアなど)の分担率も上昇しました。


(2)日本政府としては,国連分担率が国連決議にある支払い能力の原則に基づき各国にとって衡平なものとなるべきであり,また,各国がその経済力に見合った応分の負担をすべきであると主張し,積極的に交渉に参加しました。


その結果,現行算定方式の維持での合意が実現し,我が国を含む先進国の分担率が低下し,中国,ブラジル,ロシアといった新興国の分担率が増したことは,近年の世界経済情勢を反映したものとして意義があったと考えています。


(3)日本政府としては,わが国がこれまで国連分担金の支払いを含め,国際の平和と安全,開発等,国連の諸活動に関する加盟国としての義務と責任を誠実に果たしてきたからこそ,国連の中で信頼を得,一定の発言力を確保してきたものと考えています。


今後も引き続き,国連第2位の主要な財政貢献国として,積極的に国連における様々な議論をリードし,国際社会における責任ある役割を果たしていく決意です。
 

■国連の各国人口構成


1 中国 1,376,049 
2 インド 1,311,051 
3 米国 321,774 
4 インドネシア 257,564 
5 ブラジル 207,848 


6 パキスタン 188,925 
7 ナイジェリア 182,202 
8 バングラデシュ 160,996 
9 ロシア 143,457 
10 メキシコ 127,017 


11 日本 126,573 
12 フィリピン 100,699 
13 エチオピア 99,391 
14 ベトナム 93,448 
15 エジプト 91,508 


16 ドイツ 80,689 
17 イラン 79,109 
18 トルコ 78,666 
19 コンゴ民主共和国 77,267 
20 タイ 67,959 


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| 古澤襄 | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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