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「このまま見ていたい」…あさの一人娘の恋愛劇にため息   古沢襄

「あさが来た」もいよいよ終盤。3月14日からの第24週では、あさが女子大学校設立に奔走する中、一人娘・千代の縁談話が大きな柱となっています。


縁談相手・東柳啓介を演じるのは工藤阿須加(あすか)さん。帝国大学の学生で、病院で偶然、千代と出会います。千代は、さわやかな好青年である啓介のことが頭から離れなくなり…。


実は工藤さんは、プロ野球・ソフトバンクの工藤公康監督の息子。かなり厳しく育てられたそうで、その折り目正しさが、士族出身の啓介をはからずも体現してくれました。


繊細に役作りをしながら、所作指導の先生にも立ち居振る舞いについて細かく質問するなどとても熱心で、自らの進路と恋愛の狭間(はざま)で揺れ動く啓介を好演してくれました。


演技では、台詞(せりふ)をうまく言うよりも、相手の台詞をどう聞けるかの方が重要です。台詞がないときに相手の演技にどう反応するか。表情などで内面の動きをどう表現するか。千代役の小芝風花(ふうか)さんは、そうしたリアクションの良さがずば抜けており、2人が無言で見つめ合うシーンを編集していたスタッフが「このままずっと見ていたい」とため息をつくほど。フレッシュな2人がドラマに新たな風を吹き込んでくれました。


余談ですが、2人の出会いも再会も「リンゴ」がきっかけになりました。啓介の“プロポーズ”にも使われるこの小道具。千代がどうするのかもお楽しみに。


さて、第24週の副題は「おばあちゃんの大仕事」。2人をつなぐ「キューピッド」として重要な役割を果たす千代の祖母・よの(風吹ジュン)が亡くなりますが、「亡くなり方」について、事前に風吹さんと何度も話し合いました。


風吹さんの要望は「悲しいだけの死にはしたくない」ということ。みんなが幸せになったのを見届け、みんなに見守られながら旅立っていく。本番に臨む風吹さんに、私も「ほほえみながら横たわっていてください」とお願いしました。


風吹さんの要望通り、見ている人にも温かいものが流れるようないいシーンになったと思います。(産経)


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| 古澤襄 | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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