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予備選、ネバタ州ラスベガスの博打客は中国人が激増し   宮崎正広

■はたしてトランプの中国攻撃は効果を挙げるか


ネバタ州といえば砂漠に蜃気楼のごとき娯楽天国ラスベガス。


スーパーチューズディを前にして大統領選の方向性を決めけねないると言われるネバタで、共和党予備レース、はたしてトランプは首位を維持できるか?


というのもネバタ州は十年前まで経済最悪、失業率最高という貧困の地区として知られたが、いまや高度成長、とくに中国からの博徒襲来(元寇なみ)、ラスベガスの一流ホテルのギャンブル場にどっと押し寄せたのは昨年だけでも20万人、
 とくに中国人が集中するのはマレーシア華僑が40億ドルを投じた「リゾートワールドホテル」の博打場である。


またネバタ州の鉱山関係は対中輸出で潤った。ということは実業界は中国熱に侵され、なかなかの親中派でもある。


そのうえ中国はラスベガスからカリフォルニアを結ぶ高速鉄道の建設計画をぶち挙げ、ネバタ州、カリフォルニア州の政財界を揺さぶる。


そうはいうものの、共和党候補者らはクルーズもルビオもトランプの後を追って対中国批判のオクターブを挙げ、中国との貿易不均衡、なんらかの制裁関税が必要と訴えている。南シナ海における中国の軍のプレゼンスについても批判している。


なかでもトランプは中国が「アメリカ人の雇用を奪った」、「為替操作国」であり、「制裁措置を加えるべきであり」、「偉大なアメリカを取り返せ」と主張している。


このため、中国はわざわざトランプ発言に反論し「我が国は為替を操作していない」と駁論を寄せているほどである。

    
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