令完成が米国亡命と取引したのは中国の核兵器の機密だった? 宮崎正広
■習近平のスキャンダル・ファイル説が、これまでは有力だったが。。。
ワシントンのウェブニュース「USビーコン」が2月3日に報じた。
米国へ亡命した令完成は「過去三十年間で最大の中国の機密を米国にもたらした。かれは米国のインテリジェンス機関の保護下にあり、(中国が派遣する)暗殺団から守っている」
令完成は胡錦涛時代の政権中枢にあった令計画の末弟だ。
一族は山西閥(これを隠語で「西山会」と言った)を形成し、汚職にも余念がなかったが、令完成をのぞいて全員が拘束されている。令完成はかなり以前から米国に住宅を保有し、またグリーンカードを獲得していた。
従来、令完成が米国に提供した2700件の秘密ファイルには習近平の過去の女のことが含まれ、また不倫のヴィデオもあるなどと華字紙のいくつかは書いてきたが、米国の報道はまったくことなり、「核兵器ならびに中国のハッカー部隊の組織、具体的な暗合やノウハウ、作戦要項など、重要な機密が含まれている」とした。
核兵器の秘密情報が含まれていると報道は初めて。
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