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「維新政治塾」開講、応募者激減   古沢襄

「変革」を意味する「維新」の用語だが、安易に使われている気がする。昭和維新を唱えた五・一五事件、二・二六事件の青年将校は一身を犠牲にしてでも国内政治の刷新を図ろうとした。


明治維新においても明治の夜明けを待たずに憤死した薩長の志士たちの数は多い。


この用語は支那の『詩経』からくるとされている。幕末に水戸藩の藤田東湖が藩政改革への決意を述べた際に「周雖旧邦 其命維新(周は旧邦なりといえども、その命これ新たなり)」を引用して用いた。


最近は一種の流行語と化して言葉に重みが感じられない。選挙目当ての「維新」では一般から飽きられ、弊履のごとく投げ捨てられるのが目にみえている。


おおさか維新の会の「維新政治塾」の受講応募者が激減したという。人気者の橋下徹前代表(前大阪市長)が基調講演をしているのに応募者が近畿を中心とした176人に激減した。


現代政治の何を変革するのか、その道程を分かり易く明らかにして一般の支持を求めることをせずに選挙のスローガンだけの「維新」では訴える力に欠ける。


せめてわが国の国防・安全保障について切れ目のない発言をする政党になって欲しい。政府まかせの「おおさか維新の会」では魅力に欠ける。


■おおさか維新の会(代表・松井一郎大阪府知事)は30日、大阪市内で「維新政治塾」を開講した。今夏の参院選の候補者発掘が狙いだが、応募者は初めて開いた2012年に比べて20分の1ほどに激減。塾生からは、橋下徹前代表(前大阪市長)の政界引退による影響を不安視する声も出た。


開講式では、松井代表が「国の仕組みを納税者が納得できるものに作り替えていきたい。日本を変える挑戦に一緒に突き進もう」とあいさつ。続いて、昨年12月に政界を引退した橋下氏が党法律政策顧問として基調講演を行った。


橋下氏らが国政進出に向け12年3月に政治塾を初めて開いた際には、全国から3326人の応募があり、書類選考で約2000人に絞り込んだ上で、正式な塾生888人を選抜したが、今回は応募者が近畿を中心とした176人に激減。


このうち162人が塾生となった。今後、上山信一・慶応大教授らを講師に招き、12月まで月1、2回のペースで外交や経済政策などを学ぶ。


松井代表は開講式後、記者団に「(塾生の数は)十分だ。志のある人が集まってくれた」と語ったが、塾生として参加した近畿の地方議員は「維新の象徴だった橋下さん抜きの選挙では苦しくなる」と漏らした。(読売)


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