<< 人民元暴落はいかにして起こるだろうか?   宮崎正広 | main | 申年・冬の突風に見舞われた安倍内閣   古沢襄 >>
持つべきものは長き心の友   古沢襄

東京・牛込の小学校で6年間机を並べて学び、遊んだ旧き友人ほど親しい友はいない。下痢や軟便で困り果てていた私だが、実に適切なアドバイスを頂いた。ともに84歳の高齢仲間のアドバイス・・・「鍼もしくは、お灸を専門医〈漢方〉にしてもらうことです」に素直に従うつもりでいる。


この旧友は大橋圭介さん。思えば長い付き合いとなった。杜父魚ブログを読んで頂いている。小学校は「愛日小学校」といった。同級生に俳優の勝新太郎がいたが、豪快な男だったが、いまは彼も亡い。


<下痢は食事とか水はあまり関係がありません。胃と腸の活動を正常にすれば、直ります。その方法は、鍼もしくは、お灸を専門医〈漢方〉にしてもらうことです。お腹の胃からへそ、そのしたに、それと、右、左の平行線、つまり、3本の線がツボとして、つながってるので、多分、専門医は、そこにお灸をするか鍼をうつでしょう。西洋胃薬はのんでも、効果はでません。試してみてください。>


早速、娘に話をして専門医〈漢方)を探します。有り難う。持つべきものは、心の友だとしみじみ感じている。


今朝は六時起きして一階の居間にノートPCを設置した。二階の書斎にあるWEB CASTERの端末から一階のノートPCに無線でつなげるつもりでいる。果たして繋がるか自信はないが、やるだけのことはやってみる。


■中国経済はハードランディング中なのか、直面中なのか ダボス会議で白熱の討論、世界的エコノミストの評価別れる=宮崎正広


年初来三週間、世界の投資家はパニックに陥っていた。人民元安と株価暴落の中国によって。


先週から開催されているダボス会議、またも議論の中心はチャイナとなった。


しかし往時の熱気、中国への期待はただの一つもなく、議論は中国経済失速への懸念だけだった。


ラガルドIMF専務理事は「世界が求めているのは透明性と安定性であり、とりわけ元とドルの為替コントロールだ」と述べた。


対して日銀の黒田総裁は「中国は国内金融を緩和し、他方で金融政策を管理して通貨を安定させるべきである」としたが、ラガルドは黒田の示唆(安定に外貨準備を使うのも手段)に対して「外貨準備をすでに中国は通貨の安定に使っている。それほど有効ではない」とした。


公式統計で中国の外貨準備は2015年だけでも5170億ドルが流出しているが、ブルームバーグの想定では「2016年末に、2兆6600億ドルまで減るだろう」という(15年年末の公式統計による中国の外貨準備高は3兆3300億ドル)。


その数字さえ怪しいことは小誌でたびたび指摘したがクレディスイスのダイジャン・チィアムは「GDP6・9%成長など、誰も信じていないように、中国経済はまさにハードランディングに直面している」と悲観的な見解を提示し、「官」の意見と別れた。


いやその前に講演したジョージ・ソロスは「中国のハードランディングは事実上、不可避的である」ともっと悲観的だった。


新しいデータがでてきた。「中国の債務はGDPの290%。対して消費は伸びず、対GDP比で40%に過ぎない」(フィナンシャルタイムズ、2016年1月24日)。


同紙は続けて、「オフショア市場から外資が次々と去っており、現在の中国当局の金融政策(通貨、為替を含む)は、むしろ懸案の国有企業の改変を遅らせている」


1月21日、中国人民銀行は公開市場操作で短期金融市場に4000億元という破格の資金をぶち込んだ。これは米ドル換算で479億ドル、2013年以来の高水準だが、春節前の資金需要に答えたとした(同日の上海株式はこれを好感して、0・51%反撥したが、日本株は300円以上上げた)


▼中国沈没と対照的に欧米投資家が次なるターゲットは何処か?
 

ならば欧米投資家が次なるターゲットは何処か?


建設ブームに沸騰したドバイ、アブダビ、カタールからの資本は撤収しつつあり、原油価格暴落は中東経済地図を薔薇色から黒に塗り替え、サウジアラビアは赤字国債を大規模に発行する。


こうした状況に、新しい投資対象はあるのか?


インドはもちろんだが、新規投資対象はなんとイランである。米国主導の六カ国協議で、イランへの制裁を解除したため、まずエアバスはイランに114機の売り込みに成功、また欧米の生損保企業は一斉にイラン進出の準備を始めた。


日本企業もプロジェクト再開に意欲的だが、まっさきにイランに駆けつけ、イラン利権を確保したのは中国だった。なんという抜け目のなさ!


習近平は1月23日にイランを訪問し、ロウハニ大統領と会談、高速鉄道建設など大々的な投資をぶち挙げたのだ。


むろん中国の構想するシルクロードプロジェクトの一環である。


「今後、十年間で中国とイランの貿易額を6000億ドルへ引き上げる」と過剰な風呂敷も広げたが、イラン制裁解除後、中国が一番乗りしたことは注目して良いだろう(もっとも習近平はイランの前にサウジとエジプトを訪問しており、アラブ諸国全体に200億ドルを融資し、まずは手付けとばかりに、エジプト中央銀行に10億ドル融資を決めた。


シーシー大統領は15年九月三日に開かれた北京の反日軍事パレードにも出席したのを加えて就任以来二回訪中している。安倍晋三首相はエジプトを訪問したが、シーシー大統領の訪日はまだない)。


■意外にもソロスが期待するのはロシアである


従来もっとも先鋭的な反ロシア派のソロスが「原油安によってもロシアはまだ二年持ちこたえるだろうし、EUはもっとロシアと協調的になるべきである」と意外な発言をダボス会議でしている。


ちなみにロシアの外貨準備は14年末が3854億ドル、15年末は3683億ドルで減少幅は僅か171億ドル(中国は同年に5170億ドルが流出した)。


中国発世界大不況は秒読み、この段階で様々な動きがでてきた


<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

| 古澤襄 | 08:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kajikablog.jugem.jp/trackback/1011259
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

SEARCH

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENT

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE