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高齢になると手も足も使う”四つ足動物”に回帰   古沢襄

人間の先祖は”四つ足動物”だったと思う今日この頃である。このところ杖をついているのに転倒して頭部を強打することが多くなった。


友人の菩提寺の和尚さんは「トイレに座って用を足すようになってから、足のふんばりが効かない人間が多くなった」と嘆く。


「そうかい?でも座り便器のおかげで”痔瘻”の患者が少なくなったというよ}と和尚の説に異論を唱えたが、80歳を過ぎてから足のふんばりが効かなくなって転倒することが多くなったので、いまでは和尚説が案外正しいと思うようになった。


いまさら座り便器を撤去するわけにもいかないので、足の筋肉を鍛えるリハビリ教室に週に二回、通うことになった。娘というより孫のような若い女性のかけ声で老人たちがリハビリ体操をする様は、いささか”漫画チック”なのだが、三時間も集中的に足の運動をする効果は現れている。


足の運動と同時にわが家のバリア・フリーを徹底化することにした。バリア・フリーなんて障害者や車椅子利用者のことだと、無関心でいたのだが、居間で倒れ額を切る大傷をおってしまったのだから、本気になってバリア・フリー化を考えざるを得なくなった。


早い話がトイレと廊下の間には敷居があって、そこによく蹴躓く。ケアマネージャーから「段差をなくしましょう」と言われて「段差がなければ蹴躓かない」と悟る始末。風呂場ではこれまで三回も転倒した。「転ばないように手すりをつけましょう」。


至極当たり前のことを、これまではやってこなかった。二階にあがる狭い階段には手すりがない。それで階段の途中で蹴躓くことも屡々あった。玄関をあけると下にでる階段が四段。途中に郵便受けがあるのだが、その階段で転びそうになる。


一つひとつ検討すると、老夫婦がバリア・フリー無策で83歳までやってきたのが不思議なくらい。


ところでバリア・フリーというのは、手の助けを借りることが必要だ。階段の上り下りは”足”だけで用が足りるように思うが、高齢になると手すりの助けが必要になる。いまさらと思うかもしれないが、高齢になると、手も足も使う”四つ足動物”に戻りつつあると妙なことに感心している。


<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

| 古澤襄 | 07:41 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |







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コメント
 座る便器も確かに問題でしょうが、短時間。
日本人は正座をしなくなった。江戸時代なら
読経や観法、四書五経の寺子屋での音読など
冠婚葬祭、盆暮れの親戚一同会してお膳での
食事。腰掛けるとしても、掘り炬燵式だから
立ち上がる時に脚力必要。その上園芸農作業。

 四六時中、足腰手作業。栄養は十分な時代。
ゆっくりでも軽い散歩や運動は、される方が
望ましいと存じます.陽光.でもお気を付けて。

 
| 山中 雅和 | 2015/10/08 2:55 AM |
同感です。リハビリは、朝、昼、晩の3回、無理のない程度にしると、よいように思います。
ころばない毎日、も希望のひとつです。
80代のいきかた、90代のいきかた、を日々作ってまいりましょう。
| 大橋圭介 | 2015/10/03 9:16 AM |
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