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平和国家は歴史に名を残さない(再掲) 古沢襄

シニカルな言い方をすれば、戦後60年以上も続いた平和の時代は、これが百年続こうと歴史には残らない気がする。言い方が悪いかもしれないが、歴史というのは戦争、争乱、征服、侵略の集大成だといえる。今の様な平和な時代は、後世になってドラマチックな要素に欠けるので、小説やドラマになりくい。


だが、その時代に生をうけている私たちにとっては、何ものにも代え難い平和の宝物を享受している。若い人たちが歴史に興味を持たないのは、むしろ喜ぶべきことなのかもしれない。


いまさら突拍子もないことをいうのは、信州の東御市に両羽(もろは)神社という神社があって、木造の船代と呼ばれる人の木像があるのだが、この人物は渤海国人だと言われてきた。


さらに言うなら高句麗という歴史に残る騎馬民族の巨大国家があったが、その前身といえる扶余国のことはあまり知られていない。


http://blog.kajika.net/?eid=996590(扶余・高句麗・百済と新羅の建国神話)


渤海国も扶余国も古代の東アジアでは、他国を侵略しない平和な国家と言われてきた。「渤海国の謎」の著者上田雄氏は、「およそ戦争とか、征服とか、ということに縁のない平和な国家であった」と言っている。


扶余族は中国史料によれば、穀物には適しているが果物は余り育たない土地に定住し、勇敢だが他国への侵略はせず、歌舞飲酒を好み、慎み深く誠実であったと記録されている。


渤海国は文徳天皇2年(698)ころ高句麗人の大祚榮が、高句麗を再興するために建国した国で当初「振」といった。 713年唐の玄宋の時に渤海郡王となり国名も「渤海国」となり、約200年続き、延長4年(926)に隣国の契丹に滅ぼされた。


わが国(日本というよりも大和)と渤海国との交流は、渤海使の記録を見ると神亀4年(727)から30回を越え使節が来朝し、日本側からも15回以上の送使が渤海国に行っている。


扶余国→高句麗→渤海国を建国した女真(じょしん)族が、中国の中原を目指して万里の長城を越え、明王朝を滅ぼして清王朝を作ったのは後の話だが、肝心の扶余国や渤海国のことが分からない。いわば歴史上、忘れられた国家ということができる。


信州・上田の木村文厚氏からは<女真族は仏教を信仰し、なかでもとりわけ文殊菩薩を信仰していました。<文殊>は梵語の<マンジュシリ>の音訳で<曼珠>と書くこともあります。女真族は自分たちの民族の呼称を<マンジュ>に改めることにしました。


中国の王朝は代々(漢以後)五行(木火土金水)の中からシンボルを選んでいます。ジュルチン改めマンジュが強大になってきた時の王朝は明王朝で、これは<火>をシンボルにしていました。


そこでマンジュは、<火>に克つ<水>をシンボルにしたのです。


ですから<マンジュ>に宛てる字もサンズイの附いたものを選び<満洲>としました。王朝名の<清>もサンズイが附いています。


ざっと以上の様なことが、高島俊男氏の<お言葉ですが>に書いてあったと記憶しています。>と指摘があった。


渤海国は三代・文王の大欽茂(だいきんも)から文治主義を徹底して、それ以降は戦争や征服の痕跡がみえなくなる。渤海の名は遼東半島と山東半島の内側にあり黄河が注ぎ込む湾状の海域のことだという。


唐が滅びた後、西のシラムレン河流域において耶律阿保機によって建国されたキタイ(契丹国。のちの遼)の強い圧迫を受け、渤海国は926年に滅亡した。それから一千年以上にわたって女真族の国家は、東アジアで生まれなかった。


女真族は自分たちの民族の呼称を<マンジュ>に改め、サンズイが附く満洲>を呼称、明に代わる王朝名を<清>とした高島俊男氏の説は説得力がある。(歴史と神話 杜父魚ブログ 2010.05.27 Thursday name : kajikablog)

 
<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

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