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「使いたくなるロケットに」=H3開発責任者が会見   古沢襄

■宇宙航空研究開発機構の岡田匡史プロジェクトマネジャー
 
 
2020年度の打ち上げに向け開発中の新型ロケット「H3」について、宇宙航空研究開発機構の岡田匡史プロジェクトマネジャーが8日、記者会見し、「ずっと手軽に安心して使えるロケット、世界中の人が使いたくなるロケットを目指したい」と意気込みを語った。


現行のH2A、H2Bは連続26回の打ち上げに成功しているが、岡田さんは「大型衛星が増え、新しいロケットが参入する中、90年代に開発されたH2Aは限界が来ている」と説明。「30代以下の技術者には新規開発の経験がなく、このままでは日本の打ち上げ技術がなくなってしまう」と危機感を口にした。


米国、欧州、ロシアなど各国が新型ロケット開発と衛星打ち上げ市場争奪戦にしのぎを削る中、岡田さんは「いいものを安く作る日本のものづくりと、きめ細かいサービスの良さを発揮して、強みにしたい」と述べた。


H3は全長約63メートル、2段式の液体燃料ロケットで、1段目のエンジン数(2基または3基)と固体燃料ロケットの本数(0?4本)の組み合わせで衛星に合わせた打ち上げ能力を提供する。最大打ち上げ能力は現行のH2Bを上回る一方、1機当たりの製造費は約50億円と、H2Aの半額を目指す。開発費は約1900億円。(時事・ウオールストリートジャーナル)


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