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クリントン氏「同盟諸国の脅威」と中国批判   古沢襄

■サイバー攻撃にも踏み込み「政府情報盗んでいる」


【ワシントン=青木伸行】来年の米大統領選の民主党最有力候補、クリントン前国務長官は4日、ニューハンプシャー州で開かれた選挙集会で演説し、中国による南シナ海での人工島造成と軍事拠点化、米国に対するサイバー攻撃を厳しく批判するなど、外交・安保問題にこれまで以上に踏み込んだ。


クリントン氏はまず、「中国に対しては十分に用心深くなければならない。中国の軍事力は急速に増大している」との強い警戒感を示した。


そのうえで、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で「軍事施設を構築しつつあり、フィリピンのような米国と(相互防衛)条約を結ぶ(同盟)諸国の脅威となっている」と非難した。


サイバー攻撃については「中国は(米国のコンピューターシステムの)すべてに不正侵入しようと試みており、防衛関係の請負業者などの商業機密や、大量の政府情報を盗んでいる」と強調し、中国政府が直接、関与しているとの認識を強くにじませた。


一方、欧米など6カ国との協議が大詰めを迎えているイランの核問題にも言及し、「強力で検証可能な合意を望んでいる」と指摘。


同時に、「合意が得られたとしても、イランの攻撃性を絶つことにはならないだろう。イランはテロ支援国家、中東地域内外の不安定要因、イスラエルの脅威であり続ける」と懐疑的な見方も示し、オバマ政権との「違い」を打ち出した。(産経)


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