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書評 黄文雄、呉善花、石平『最後の痛言』    宮崎正広

■韓国が反日を言わなくなるときは中国に吸収されている


中国の「反日」は便宜的だが、基本にある「覇権主義」は永遠に変わらない


<黄文雄、呉善花、石平『最後の痛言』(李白社、発売=徳間書店)>


現代日本の保守論壇で「売れっ子」の三人組が顔を揃えるのも珍しいが、この三人の鼎談シリーズ、これが第四弾になる。


戦後70年をむかえて、おりおりの時局を鋭くえぐってきた、この鼎談シリーズは足かけ八年、たぶんこれで締めくくりになるだろうとその予兆も語っている。


 第一弾「日本人は中国人、韓国人と根本的に違う」
 第二弾「日本人の恩を忘れた中国人、韓国人の心の闇」
 第三弾「日本人は中韓との絶交の覚悟を持ちなさい」


いずれも小誌で書評したように記憶するが、あるいは一冊抜けているかも知れない。


最初の問題は呉善花さんから提議された。


「韓国のコリアイズム」「中国の中華主義」はいよいよ「生き残れなくなってきた」と情勢を分析する呉女史は、その原因は、両国に「未来がないからだ」とはっきり言う。凄い洞察、直感力だ。


中華主義とは天下一国家を目ざす「覇権思想」であり、反日がなくなっても中国から消えないが、韓国の反日は、これがなくなるとコリアイズムは破綻し、ひょっとして中国に吸収される危険性があると呉さんが指摘する。


石平氏は「日本がいくら謝罪し続けても、歴史は永遠に精算されない。「問題は日本にあるのではなく中国と韓国にある」。それゆえ「中国・韓国という『アジアの悪友』とは手を切れ」と提唱する。


黄文雄氏は「DNAの発達によって韓国の言う『血の同一性』は消えた」と言う。つまり、これは「一つの宗教」であり、韓国人のもつ「血の信仰」は「あと二、三十年で消えてゆく」と預言する。


石氏が続ける。「中国は中華思想、中華的な文化文明で世界に対抗しようと考えていますが、100%失敗します。完全に歴史世界を見誤っています」とし、「世界の方向性は日本的なものにある」とこれまた大胆な物言いである。


呉さんは、韓国の民族主義はもともと乏しく、本質は「排他的な血縁主義に連なる集団利己主義」だと分析を進める。


かくして三人はこの鼎談ですべてを「語り尽くした」というのだが、黄文雄氏は最後に「まだまだ語り尽くせない問題が次々と浮上している」として、このシリーズがまだ続くであろうことを示唆している。


長時間の討論だっただろうと推測されるが、鼎談本なので比較的短時間で読めた。


<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

| 宮崎正弘 | 07:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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