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徐才厚が死去、汚職裁判は不起訴    宮崎正広

■闇に消えるか軍の反腐敗キャンペーン


次の標的は郭伯雄一派だが、事態は暗転し自動車業界に捜査のメスが飛び火。


中国は徐才厚の死去を発表した。ガンによる多臓器不全で、昨秋から「植物人間」状態だったことは噂されていた。


次のターゲットは江沢民人事で軍のトップにつき、胡錦涛政権のお目付役として軍を差配して、裏側から「江沢民院政」をささえた、もうひとりの相棒、郭拍雄である。すでに郭の息子等は失脚しており、外堀から内堀を埋められ、本丸が囲まれている。


習近平の反腐敗キャンペーンを武器とした熾烈な権力闘争は、鉄道部解体からはじまって、四川省閥と公安系を退治し、石油派を追い込んだ。


最大の難関といわれた軍にも手を突っ込み、これで江沢民派の残りの利権をむしり取る方向へ大きく舵取りを代えると予想される。


江沢民派の最大利権は通信と金融だが、これらの利権は伏魔殿状態である。この状況に加えて各派が複層的に入り乱れているため、まずは自動車産業に着手した。


第一汽車集団の徐健一会長を「重大な規律違反」で拘束したのだ。


第一汽車はVWやトヨタと合弁で自動車を大量生産しているため、今後外国企業への捜査が展開される可能性も高まった。


同時にテレビを総動員して外国自動車のアフターケアは「やり過ぎ」「法外な修理代金をむさぼっている」などとする、あたかも外国企業排斥のような面妖なキャンペーンを開始した。


これが第一汽車集団の汚職摘発と裏で関連しているか、どうかは不明。
 

<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

| 宮崎正弘 | 15:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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