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イスラム過激派がクルド自治区境界に進撃    古澤襄
■キリスト教の町も制圧 米 イラク空爆も検討

[アルビル(イラク) 7日 ロイター]イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」は7日、イラク北部のクルド人自治区の境界近くに進撃した。同組織はイラク最大のキリスト教徒の町カラコシュも制圧、数万人のキリスト教徒が避難する事態になっている。

ロイターが撮影した写真では、イスラム国の戦闘員とみられる集団が、クルド人自治区の境界にある検問所を支配下に置いている様子が確認できる。検問所は同自治区の中心都市アルビルから車で約30分の地点。

ただ、クルド人自治区の治安当局者は検問所の制圧を否定。クルド自治政府は、治安部隊が「テロリスト打倒」のために派遣されたとし、住民らに平静を保つよう求めた。

一方米国では、ある高官が、身動きが取れなくなっているイラクの宗教的少数派住民の支援に向け、米軍による救援物資の投下をオバマ政権が容認したと述べた。

米紙ニューヨーク・タイムズは、オバマ大統領がイラクでの空爆も検討していると報道。米当局者らはこの報道を認め、オバマ大統領が2011年の米軍撤退以来初めてとなる空爆の実施を検討しているとした。

米軍による空爆をめぐっては、すでに実施されたとの報道もあったが、米国防総省の報道官は「報道は完全に誤りだ」と否定した。(ロイター)

杜父魚文庫
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