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来年9月の自民党総裁選をにらんだ動き     古澤襄
南米歴訪中の安倍首相は8月4日に帰国する。首相周辺からは、このところ9月に行われる内閣改造、党役員人事は閣僚の半数以上が交代する”大幅改造”になるという観測が流れている。首相は8月のお盆をはさんで2週間程度の夏休みをとり人事構想を練ることになろう。

一昨年スタートした第二次安倍内閣は経済再生を旗印に大きな失点もなく安定した足取りを示し1年半余りが経過したが、その半面、自民党内には人事が停滞している不満が鬱積している。さらには憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使を容認した閣議決定を受け、来年の通常国会に提出する安保法制の担当相も置いて国会を乗り切らねばならない。

このため新設する安全保障法制担当相には石破幹事長を当てたい意向で、すでに石破氏に就任の打診を行った。しかし石破氏は返事を保留した。首相は幹事長交代の意向も同時に明らかにしているので、石破氏が断れば無役になる可能性もある。

さらには首相の念願である女性の積極的な活用のため女性閣僚の登用も改造人事の目玉にしたい。TPP交渉の仕上げや北朝鮮との拉致問題の決着、地方の人口減少対策など解決すべき課題が山積している。

いまのところ留任が確実視されているのは政権の要となる菅官房長官、麻生副総理・財務相、甘利経済再生相など。留任は多くても8人どまりとなるのではないか。

■「内閣改造は大規模に」甘利経済再生相が見通し

甘利明経済再生担当相は28日、浜松市内で記者団に対し、9月上旬に予定される内閣改造について「安倍晋三首相はかなり大規模な改造に着手するのではないか」との見通しを示した。

その背景として「党内に人事の停滞に対する不満もあり、優秀な人材もたくさん控えている」と指摘した。(産経)

■来年9月の党総裁選も視野

9月人事は来年9月の党総裁選をにらんだものとなろう。再選を目指す安倍首相は9月人事で支持率の回復をはかり、諸懸案を解決しようとしている。基本的には菅官房長官を中心とした官邸主導の路線を保つであろう。

したがって石破幹事長が交代すれば、後任幹事長の人選が難しい。過去のキャリアからすれば衆院予算委員長・志帥会会長の二階俊博氏が有力候補だが、親中国派の二階氏の名はまだあがっていない。

一方で石破氏は来年9月の党総裁選で立つ構えでいるから一年間の無役が得策か、安保政策に精通するキャリアを生かして安全保障法制担当相を引き受けるか、思い悩むであろう。

保守タカ派の安倍首相に対して伝統的にハト派集団の宏池会も来年9月の党総裁選を意識している。谷垣法相、岸田外相らの動きも無視できない。9月人事は自民党内の様々な思惑をはらみながら動き出そうとしている。

杜父魚文庫
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