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新彊ウィグル自治区の爆弾テロと昆明、北京、広州の自爆テロ   宮崎正弘
■過激派に新顔と分派が存在しているが、いずれも外人部隊が主力

米国の保守系シンクタンク「ジェイムズタウン財団」のテロ分析家、ジェイコブ・ゼンの解説に拠れば、昆明駅、広州駅における最近の大量殺人、爆弾テロ、北京天安門の自爆テロ。そしてウルムチの爆弾テロとの間には爆薬、方法、その他から類推して、アフガニスタンで軍事訓練をうけたウィグル人過激派の新組織が個別的に関与した可能性を指摘している(同財団発行「チャイナ・ブリーフ」、14年5月28日号)。

ジャイコブ・ゼンはジョンホプキンス大学卒業、国連難民弁務処に勤務し数カ国に滞在した経験があり、フランス語、中国語に堪能。ほかに三カ国語も喋る海外通として知られる。

同分析に拠れば、昆明駅での29名殺人と広州駅の爆弾テロは別タイプで、とくに広州駅での爆弾テロはロシアのソチ五輪前におきたタゲスタン、チェチェンン型に似ていた。

ウルムチ駅での自爆テロは習近平視察直後のタイミングを狙っており、アフガニスタンの襲撃テロに酷似しているという。

いずれも犯行グループの可能性が高いのは新顔のTIP(トルクメニスタン独立党)で、この新集団は2008年に結成され、メンバーは300から500名程度。ボスはアブドラ・マンソールという男で、以前『イスラムのトルクメニスタン』誌編集長だった。

マンソールはアフガニスタンにおける被支配と征服者の図式から、徹底的に征服者への報復を聖戦とする発想をもち、したがってウィグル人国家の東トルキスタンを征服し、新彊ウィグル自治区などと言って統制する漢族への復讐に燃える。

ただし、TIPが犯人と確定されてはおらず、とくに昆明駅の大量殺人はウィグル人集団というより地元マフィアと公安がしくんだ中央政界の権力闘争と絡むのではないかという分析も強く存在している。

このTIPはシリア内戦でアサド政府と戦う外人部隊を「ジハードの戦士」と賞賛しており、武器はパキスタン経由で新彊にもたらされている可能性があるという。

杜父魚文庫
| 宮崎正弘 | 06:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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