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北朝鮮 新羅は統一王朝ではない   古澤襄
興味深いのは韓国歴史学会が”新羅”を三韓統一王朝としているのに対して北朝鮮は否定している。

三韓併立時代は”百済”、”高句麗”と新羅の対立抗争で彩られているが、新羅は唐と結んで三韓統一を実現している。その新羅だが、中国政府のシンクタンクである中国社会科学院は「新羅は中国の秦の亡命者が樹立した政権」であり、「中国の藩属国として唐が管轄権を持っていた」と唱えている。

いまの朴槿恵政権の中国に対する傾斜ぶりを見るにつけ、歴史は繰り返しているのだろうか。唐は六六〇年に百済を滅ぼし、六六八年に高句麗を滅ぼした。新羅は唐軍指揮下で参軍したが、九世紀末に百済・高句麗の再興を図る勢力(後百済・後高句麗)によって滅亡している。

この点をとらえて金正日総書記は「新羅は百済、高句麗を滅ぼした後も三韓を統一して、ひとつの主権国家を建設する主体性に欠けた」「自力で三国の統一を望み、努力したのは高句麗。これは十世紀に建国された”高麗”によって達成されている」と主張している。

古代朝鮮史に新しい解釈を持ち込んでいる。

もう一つ興味深いことがある。朴槿恵は半島東部の慶尚道の生まれ、慶尚道は旧新羅と重なる。金日成、金正日の出身地は全羅道(旧百済)。百済は高句麗から枝分かれした同族の歴史がある。金大中も全羅道の出身。朝鮮民族の同族、同郷意識には格別なものがある。

この高句麗は朝鮮史上、隋、唐など中国を脅かした唯一の国だった。いまの北朝鮮が中国の言うことを素直に聞かないのも歴史的な因縁があるといえる。

いまテレビで新羅上代の真徳女王を英雄として描いている。半島東部の慶尚道で人気が高い。

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