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JR北海道の”赤い闇”   平井修一
北海道新聞がこう報じている(1月16日)。

<15日に死亡が確認されたJR北海道元社長の坂本真一相談役(73)は社長時代には、札幌―釧路間の振り子特急「スーパーおおぞら」導入など列車の高速化を進めた。脆弱な経営体質の強化に向け、鉄道以外の事業で増収や鉄道需要拡大を狙う関連事業の開発に熱心に取り組み、03年にJRタワーを開業させた。鉄道運輸収入の減少傾向が続く中、副業の売り上げを大きく伸ばし、現在のJRグループの経営基盤を確立した。

さらにJR本体の合理化も推進。社長在任の7年間で社員数を1万1800人から22%減の9200人に削減。車両整備や保線作業などの外注化を加速し、赤字経営体質の脱却を目指した。

ただ、坂本氏の副業重視の路線が、同社の一連のトラブルの遠因になったとの見方も社内の一部に出ていた。社員の安全意識低下や車両の老朽化への対応遅れ、合理化による人材不足などが指摘されている>

坂本氏は2代目社長。2011年には4代目社長の中島尚俊社長が自殺した。中島氏の社員に向けた遺書には、「お客様の安全を最優先にするということを常に考える社員になっていただきたい」と書かれていたという。客を顧みずに自分の利益を最優先する社員が多いのだろう。社長、元社長が相次いで自殺(?)するというのは異常だ。

週刊ダイヤモンドによると――

<不祥事続きのJR北の病巣として指摘されているのが労働組合問題。ある鉄道関係者は「組合のサボタージュの側面は否めないし、最大労組である道労組=北鉄労(JR総連系)の責任を排除することはできないだろう」と指摘する。

JR北の幹部は、「彼らのやる気のなさはひどい。いかに働かないかということにばかり腐心している」と口をそろえる>

JR北には4つの組合がある。組合員の8割強を占める第1組合の北海道旅客鉄道労働組合(略称:JR北鉄労=北鉄労またはJR北海道労組=道労組、JR総連=全日本鉄道労働組合総連合会系)。革マル派がしっかり浸透しており、労使対決・革命路線という、JR北のガンだだ。

第2組合のJR北海道労働組合(略称:JR北労組、JR連合系)は労使協調路線。この他に国鉄労働組合北海道本部(略称:国労道本)、全日本建設交運一般労働組合北海道鉄道本部(建交労道本部)がある。

「組合が違うと飲み会や結婚式にも呼ばないなど対立関係にあることが、日常業務のコミュニケーションにも支障を及ぼしていると指摘されている」(週刊ダイヤモンド)

第2組合のJR北海道労働組合は革マル派に乗っ取られた北鉄労と対立しており、そのサイトにはこうあった。

<「週刊文春」に掲載された記事では、北鉄労が所属するJR総連を巡り、国会での答弁や政府答弁書などで革マル派との関係が指摘されている。また、公安当局によると、「JR総連傘下の北鉄労にも革マル派活動家が相当浸透している」「北鉄労の元委員長は“木暮”というペンネームを持つ革マル派の活動家で、“立花”というペンネームを持っていたJR総連の前委員長も北鉄労の出身である」。

それに対し事実確認を北鉄労に取材を申し込んだが「答える気はない」と拒否をしている。

一方の「週刊新潮」の記事では、JR北海道幹部社員が「(2011年の)石勝線の脱線炎上事故を機に、当時の中島社長は労務政策の見直しを図ろうとしたが、北鉄労が36協定違反を持ち出し、逆に経営陣を責め立てた。その心労が重なって中島社長が入水自殺に追い込まれたというのは衆目の一致するところ」と報道している。

また、アルコール検査の導入に及び北鉄労が検査拒否を続けたことについて「ともかく安全よりも自分たちの勝手な都合が第一」とも証言している>

北鉄労の所属するJR総連=全日本鉄道労働組合総連合会のサイトを見てびっくりした。完全に過激派、革マル派そのものだ。こんな記事が掲載されている。

「JR総連は12月24日、韓国鉄道労組(KRWU)のストライキへの不当な弾圧の中止を求めた『要請書』を韓国大使館へ届けました」

このストは鉄道民営化に反対するもので、金大中はこう嘆いている。

<平均年俸6300万ウォン(約627万円)の労働者が、韓国国民の「足」を人質に取って始めたストは、ついに政治闘争へと変質しつつある。ストとは、腹をすかせた人々、良い待遇を受けられない人々の生存ゲームだ。ところが今のストは、豊かに暮らしている人々、腹いっぱい食える人々の闘争に発展した。

韓国社会はどこもかしこも利己主義だらけで、集団利己主義は機会主義者の政争に悪用されている。今や、現政権下で民営化には着手できなくなった>

また、懲戒解雇をめぐる控訴審で敗けたらこんなことを書いている。

「裁判では金銭和解させようとし懲戒解雇の是非に触れないのは政治弾圧だ。不当判決が安倍内閣の戦争をできる国へ突き進む治安体制強化の動きと無縁でないことを肝に銘じ、戦いを前進させよう」

革命妄想、狂気の沙汰だ。

北鉄労は組合員の脱退を認めていない。対立するJR北労組は「過去にも脱退用紙を受け取らないイヤガラセがあったが、何度繰り返すつもりなのか。怒りを通り越して甚だ幼稚な対応に多くの良識ある北鉄労組合員は呆れかえっていることを北鉄労役員は認識されていないようである。

自分たちの非常識な運動にも気づいていないのだから仕方がないことかもしれない。このようなイヤガラセを繰り返して脱退を止めようとしても手遅れである。すでに北鉄労の瓦解は始まっている」と難じている。

JR北労組の所属する日本鉄道労働組合連合会(JR連合)のサイトでも革マル派を非難している。

<JR総連における「革マル派浸透問題」は歴代の政権が認知するもはや周知の事実であり、JR全体の安全性を揺るがしかねない国鉄改革の残滓とも言える労使関係がJR北海道、JR東日本、JR貨物に残っています>

革マル派は北海道と沖縄のマスコミ、教育界、労組に浸透、寄生し、今や乗っ取り、牛耳っている。戦後民主主義は最悪の反日モンスターを育ててしまった。(頂門の一針)

杜父魚文庫
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