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ロシアが威信かけるソチ五輪   古澤襄
■聖火は「40回以上」消える

<[モスクワ 4日 ロイター]開催まで約3カ月に迫ったソチ冬季五輪。プーチン大統領はロシアの現在の姿を世界に発信しようと力を入れているが、施設建設の遅れや予算超過などの問題が噴出しており、聖火がたびたび消えていることもお祭りムードに水を差している。

ソチ五輪の聖火リレーは10月6日にモスクワでスタートし、北極圏にも到達するなど五輪史上最長の距離を走る。ただ、第2走者である旧ソ連の元水泳選手カラペチャン氏がクレムリンを周回した際には火が消え、警備員がライターで再点火する一幕もあった。

この場面は国営テレビが生中継し、インターネットを通じて海外でも話題になった。現地テレビ局などの情報によると、聖火リレーの火は最初の6日間で少なくとも8回消えた。

また6万5000キロに及ぶ聖火リレーを追っているジャーナリストのユリア・ラチニナ氏によると、過去約1カ月では40回以上消えているという。

聖火のトーチは、潜水艦発射弾道ミサイルを製造するシベリアのメーカーが製作したものだが、ラチニナ氏はラジオ局に「トーチはミサイルよりかなり簡単なはず。ロシアのミサイルも聖火が燃えるような飛び方なのだろうか」と皮肉交じりに語った。聖火はたびたび消えるだけでなく、激しく燃えすぎることもあるという。

旧ソ連崩壊から23年が経ち、ロシアは国家の威信をかけてソチ五輪を成功させようとしているが、反同性愛法をめぐり一部選手から反発を受けているほか、建設現場での外国人労働者の扱いをめぐる問題なども指摘されている。(ロイター)>

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