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進次郎氏の入閣、石破氏の処遇は?  古澤襄
■自民圧勝で9月人事に注目

第23回参院選は21日投開票され、安倍晋三首相率いる自民党は65議席を獲得した。自民、公明両党で非改選議席と合わせて135議席(過半数122)となり、日本政治を停滞させた「衆参ねじれ」は解消された。

今後、永田町の焦点は、安倍首相が9月にも断行するとみられる内閣改造・党役員人事に移った。「参院選の司令塔」を務めた石破茂幹事長や、国民的人気を誇る小泉進次郎青年局長らの処遇が注目されそうだ。 

「たくさんの国民の方々に『安定的な政治の中で経済政策を進めていけ』という大きな声をもらった。責任を持って政治を進めたい」

安倍首相は21日夜、党本部でこう語った。自民党は、31ある1人区で29勝2敗となるなど圧勝。今後、経済再生の実行が求められそうだ。

山口那津男代表の公明党は、選挙区と比例区で計11議席。自公両党で、すべての常任委員長ポストを独占できる「安定多数」も実現した。

一方、野党陣営は悲惨だ。

海江田万里代表率いる民主党は、改選議席の半減以下となる、計17議席。橋下徹、石原慎太郎両共同代表の日本維新の会は計8議席。渡辺喜美代表のみんなの党も計8議席だった。

今後、永田町と霞が関が注目するのは、9月末に任期が切れる自民党役員人事に併せて行われるとみられる、内閣改造・党役員人事だ。

内閣で留任濃厚とみられるのは、麻生太郎副総理兼財務相と甘利明経済再生担当相、菅義偉官房長官だ。安倍首相に3人を加えた「四人組」はアベノミクスを牽引する中核メンバーである。今秋には、来年4月からの消費税増税の判断時期も控えている。

政治評論家の浅川博忠氏は「この土台は崩しづらい。まず変わらない。岸田文雄外相と小野寺五典防衛相も『外交・安全保障の継続性』という観点から、留任ではないか」と語る。


交代候補は、新藤義孝総務相や谷垣禎一法相、石原伸晃環境相、森まさこ少子化担当相、稲田朋美行革担当相ら。官邸周辺は「石原氏は、原発周辺の手抜き除染が発覚した当日に登庁しなかった問題がある。他の閣僚は、本人の希望や適性、内閣の危機管理という意味もある」という。

党役員人事で注目されるのは石破幹事長の処遇だ。「ポスト安倍」の筆頭格とされ、幹事長として昨年末の衆院選と今回の参院選を指揮した。

浅川氏は「当初、『農水相に封じ込め』という情報も流れたが、現時点では、閣内の『四人組』とともに留任とみられる」と分析する。


このほか、福島第1原発事故をめぐり「死亡者が出ている状況ではない」と発言した高市早苗政調会長と、野田聖子総務会長については交代が有力視されている。

入閣候補としては、衆院選と参院選を圧勝に導いた河村建夫選挙対策委員長と、選挙戦で「過疎地」「離島」「被災地」をキーワードに、30道県、91カ所を回った進次郎氏、五輪メダリストで日本オリンピック委員会(JOC)役員でもある橋本聖子参院議員、小渕恵三元首相の地盤を引き継いで当選5回を重ねた小渕優子財務副大臣、参院選東京選挙区でトップ当選を果たした丸川珠代参院議員らの名前が挙がる。

浅川氏は「橋本氏と小渕氏、丸川氏のうち、2人は(女性枠で)入閣するのではないか。進次郎氏はまだ当選2回。自民党には当選6回前後の入閣適齢議員が多数おり、入閣は難しそうだ。財務省か経産省、外務省などの主要省庁の副大臣の可能性はある」と語る。

自民党関係者も「永田町は『嫉妬の世界』。入閣の期待は高いが、30代の進次郎氏はもう少し、下積みをした方がいい」という。

安倍首相は25日から、マレーシア、フィリピン、シンガポールを訪問するなど、早速、選挙モードから外交モードに切り替える。本格的な人事構想を練るのは、お盆明けとなりそうだ。(夕刊フジ)>

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