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東京市場 大荒れの1日に   古澤襄
<23日の東京の金融市場は、大荒れの1日となりました。朝方はまず、債券市場が大きく動きました。

取り引き開始直後の午前9時すぎに日本国債を売る動きが強まり、10年の長期国債の利回りは一時、1%ちょうどまで上昇し、およそ1年2か月ぶりの水準になりました。

これは、アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が国債などを買い入れる金融緩和を今後、縮小するのではないかという見方から、アメリカの長期金利が上昇したことに引きずられた形でした。

外国為替市場ではこうしたアメリカの金融政策への見方を背景に、ドルを買って円を売る動きが強まり円安が進みました。

さらにこの円安を受けて東京株式市場では、朝方、輸出関連の銘柄を中心に買い注文が増えて日経平均株価は300円以上も値上がりしました。

しかし午前11時すぎ、債券市場で変化が起きます。

日銀が長期金利の行き過ぎた変動を抑えるため、金融機関に資金を貸し出す形で1兆円を超える資金を供給する措置をとったことで、長期金利は0.8%台まで低下。

資金の流れが株式から債券へという方向に変わってきます。

そこで株価急落のきっかけになったのが中国の経済統計でした。中国の製造業に関する経済指標が悪化したことをきっかけに、急速に売り注文が広がります。

東京株式市場では午後に入ると売りが売りを呼ぶ展開となりました。

一方、東京外国為替市場では中国経済に対する懸念からリスクを避けようと円を買う動きが強まり、円相場は値上がりに転じます。

午前中、円安を材料に買われていた銘柄にも売り注文が集中し、下げ幅を一気に拡大。結局、日経平均株価は1100円以上も値下がりして23日の取り引きを終えました。(NHK)>

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