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維新の失速、自民誤算=改憲勢力結集に暗雲  古澤襄
<従軍慰安婦問題に関する橋下徹共同代表の発言に端を発した日本維新の会への逆風は、安倍晋三首相が目指す憲法改正の行方にも影を落としている。維新の失速により、夏の参院選を経て衆参両院で改憲勢力が3分の2以上の議席を確保するのは「さらにハードルが高くなった」(自民党中堅)とみられるためだ。

「今の時点で、参院選後に連携するとかしないとかの話にはならない」。自民党の石破茂幹事長は21日の記者会見で、維新との連携は「白紙」であることを強調した。

首相は憲法改正の発議要件を定めた96条の改正に意欲を示し、1日には外遊先で記者団に「(参院選を経て)3分の2の形成で努力する」と表明。石破氏も、改憲をめぐる部分連合に言及するなど、維新やみんなの党との協力に期待を寄せていた。

世論や公明党の動向を踏まえ、首相らは最近、96条の先行改正を性急には進めない姿勢に軌道修正したが、要件緩和を目指す方針を撤回したわけではない。

橋下氏の一連の発言には、国内外から批判が殺到。自民党内からは「維新との接近は参院選にマイナス」(若手)との声が上がり、河村建夫選対委員長も18日のテレビ番組で、「なかなかそうはいかない」と連携に否定的な考えを示した。

ただ、維新と距離を置くことは、改憲勢力の結集を図りたい首相や自民党にとってジレンマでもある。

このため政府・自民党内では、首相が改憲勢力の拡大を狙い、夏に衆参同日選に打って出るのではないかとの臆測が依然としてくすぶり続けている。「参院選では十数議席獲得する」(自民党選対幹部)と指摘されていた維新が伸び悩んでも、内閣支持率が高止まりする現状で同日選を行えば、自民党に圧倒的有利との計算からだ。

「ダブル選なら民主党は全然駄目だ。(保守票は)全部、自民党だろう」。首相周辺もこうした観測をあえて否定せず、強気の構えをちらつかせている。
(時事)>

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