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中印会談 ぎくしゃくした関係を反映   古澤襄
<【ニューデリー=岩田智雄】インドを初訪問した中国の李克強首相は20日、シン印首相と会談した。会談で李首相は中印友好を強調したが、シン首相は両国が領有権を争うカシミール地方で中国人民解放軍が最近、実効支配線を越えて駐留したことへの不満や対中貿易赤字への懸念を表明。最近のぎくしゃくした関係を反映した形となった。

会談後、両政府は貿易と投資の促進や国境問題の平和的解決を図る共同声明を発表した。両国間の昨年の貿易は665億ドル(約6兆8200億円)で、2015年までに1千億ドルに拡大することを目指している。インド側の対中赤字は昨年、290億ドルに及び、インド側は貿易不均衡を是正したい考えだ。

共同記者会見でシン首相は、中国軍のカシミール地方での越境行為について「両国関係の継続的な成長と拡大は国境での平和と平穏を基本としている」と述べ、中国を牽(けん)制(せい)した。

また、李首相に対中貿易赤字への懸念を伝え、中国市場でのインドからの輸出品と投資の受け入れ拡大を求めた。さらに、インドの北東部を流れるブラマプトラ川の上流の中国内で計画されるダムについても、インド側に影響を及ぼさないよう要請した。


一方、李首相は「両国は戦略的な信頼関係の構築で合意した」とインドとの友好関係を強調。カシミール地方の越境問題について「両国間に難しい問題があることは否定しない」と述べ、「解決されるまで平和を維持することでシン首相と合意した」と応じた。

中国は東で日本やベトナム、フィリピンとの間で緊張が高まっていることを受け、西のインドに友好ムードを強く打ち出し、李氏は首相就任後、初の外国訪問先にインドを選んだ。しかし、インド側では中国軍の越境行為に対する不満が高まっていた。このため、中国側が目指したカシミール地方での国境防衛協力協定への調印も議題にさえならず見送られた。

20日付のインド紙インディアン・エクスプレスは、「インドが対中封じ込め戦略にくみしていないのに、中国はパキスタンに核エネルギーやミサイルで協力し不均衡が生じている」とした上で、「インド政府は現在の対中外交を捨て去るべきだ」と政府の全方位外交路線を批判する専門家の見方を紹介。ほかのメディアも対中外交の見直しを求める意見を伝えている。
(産経)>

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