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米国の隙を突く形となった北ミサイルの発射  古澤襄
<北朝鮮は18日、日本海に向けて短距離弾道ミサイル(SRBM)とみられるミサイル3発を発射した。北は4月に中距離弾道ミサイル(IRBM)「ムスダン」などを日本海側に配備していたが、5月上旬に撤去。米国などが警戒態勢を緩めたばかりのタイミングでの発射で、ミサイル開発と戦力化については譲歩する気がないことを示した。一方で日本とは拉致問題で動きをみせており、硬軟織り交ぜるしたたかさをみせている。

韓国国防省などによると、発射されたミサイルは午前に2発、午後1発で、いずれも海岸付近から北東方向に向けられ海上に落ちた。発射された具体的な場所は不明。同省は「訓練か試験発射とみられる」としている。

日本政府高官も「3回の発射を確認した」と述べた。日本領海内には落下していないという。韓国の聯合ニュースはSRBM「KN−02」の改良型か、新型の短距離地対艦ミサイルとみられると報じた。

北の弾道ミサイルをめぐっては、4月初旬に自走式発射機に搭載したムスダン2基、SRBM「スカッド」やIRBM「ノドン」数基が日本海側の元山付近に配備され緊張が高まっていた。

だが、今月上旬に米国が偵察衛星などで追跡したところムスダンは撤去されたため、米海軍は日本海やグアム近海に展開していたイージス艦3隻による厳戒態勢を解除。海上自衛隊も警戒態勢を緩めたばかりだった。

北は3月15日にもSRBM2発の発射を行った。米国の隙を突く形となった今回の発射は、弾道ミサイルの開発と戦力化について譲歩する気がないことを示している。

こうした強硬姿勢とは反対に、日本に対しては飯島勲内閣官房参与の訪問を受け入れ、ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長らが会談。その様子をメディアで公開するなど破格の扱いをすることで、拉致問題解決に向けて柔軟な姿勢をとるようにみせている。

一方で、飯島氏訪朝に不快感を示した韓国に対しては「第三者があれこれ言うことではない」と非難。日韓関係は歴史認識でギクシャクしており、北は相手によって硬軟を使い分け、日米韓の間を分裂させる意図があるとみられる。

また、米国は大陸間弾道ミサイル発射実験を21日に実施する予定。北朝鮮は「軍事挑発」と反発しており、これを牽制(けんせい)する狙いがあった可能性もある。

■北朝鮮の短距離ミサイル

射程約120キロの「KN−02」や射程約300−500キロの「スカッド」など多数の短距離ミサイルを保有し、たびたび発射している。

今年3月に日本海側に発射したのは射程100−120キロほどの新型地対地短距離ミサイルとみられ、米韓当局は暫定的に「KN−09」と名付けた。このほか新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」、中距離弾道ミサイル「ノドン」、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」もある。(サンスポ)>

杜父魚文庫

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