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福島原発の事故から2年経って 田母神俊雄
東日本大震災の福島原発の事故から2年が経過して、テレビなどではまたぞろ放射能の恐怖が煽られている。あの事故で誰一人放射能障害を受けていないし、もちろん放射能で死んだ人もいない。2度目の3月11日を迎え、原発反対派は鬼の首でも取ったように反原発運動を強化している。

チェルノブイリの事故がよく引き合いに出されるが、チェルノブイリでは、運転中の原子炉が爆発したのに対し、福島では原子炉そのものが爆発したわけではない。チェルノブイリは原子炉が爆発したから当初30人もの人が死んで、更に多くの放射線障害を受けた人が出たのである。

福島原発はマグニチュード9の地震でも自動停止したのだ。しかし、停止はしたが高温の炉心を冷やすために継続的に水を送らなければならない。この冷却水を送るための電源が全て低い場所にあったために津波で壊されて、冷却水の供給が出来なくなって水蒸気爆発を起こしたのが福島の事故なのである。だから電源を津波の影響を受けない高台に設置すれば安全対策完了である。マグニチュード9の地震に対しても日本の原発は安全であることが証明されたようなものだ。

原発がこの世で一番危険なものであるかのように騒いでいるが、我が国は50年も原発を運転していて、運転中の原発による放射能事故で死んだ人など一人もいない。

それにも拘らず原発が危険だと煽って、昨年末の衆議院選挙でも脱原発、卒原発とかを掲げて選挙を戦った政党があった。しかし、日本国民もそれほど愚かではない。原発さえなければ後のことは知ったことではないという政党は選挙でボロ負けをすることになった。

原発が危ないと騒ぐ人たちは、飛行機に乗ることも、車に乗ることも止めるべきではないか。人間の社会にリスクがゼロのものなど存在しない。化学工場が爆発することもあるしトンネルが崩落することもある。しかし豊かで便利な生活のためにはリスクを制御しながらそれらを使っていくことが必要なのだ。

だから、米国や中国や韓国は、東日本大震災後も新規に原発を造る計画をしている。我が国の原発反対派は米中韓などに行って原発反対運動をやったらどうか。

福島原発周辺で放射能的に危険という状況は起きていない。東京電力は、周辺地域に対し放射能的に危険であるという状況を作り出してはいない。

福島原発の中では今でも毎日2千人もの人が入って復旧作業を継続している。そんなに危険であるのなら作業など続けられるわけがない。

しかし危険でないにも拘らず、ことさら危険だと言って原発周辺住民を強制避難させたのは、菅直人民主党政権である。年間20ミリシーベルト以上の放射線を浴びる可能性があるから避難しろということだ。国際放射線防護委員会(ICRP)の避難基準は、もっと緩やかなものに見直しが行われるべきだという意見があるが、現在のところ年間20ミリから100ミリになっている。これは今の基準でも100ミリシーベルトまでは避難しなくてもいいということを示している。100ミリを採れば福島の人たちは避難などしなくてよかったのだ。

CTスキャンを一回受けると約7ミリシーベルトの放射線を受ける。3回で20ミリを超える。1年間に3回のCTスキャンを受けている人は沢山いるそうだが、それによって放射線障害を受けたという話は聞いたことがない。

またガンの検査でPET-CT検査というのがあるそうだが、あれは一回検査を受けるだけで20ミリシ−ベルトを超える放射線を浴びる場合もあるそうだ。20ミリが危険ならばPET-CT検査も出来ないことになる。

強制避難させられた人たちは、家を失い、家畜や農作物を失い、精神的には打ちのめされ、どれほどの損害を受けたのだろうか。一体どうしてくれるのかと言いたいことであろう。

菅直人は避難させられる人たちの立場を全く考えていない。あの時、菅直人は外国人からの献金問題で倒れそうだった。そこで、「私を責めている場合ではない。放射能で多くの人たちが死ぬかもしれない」と問題のすり替えを行った。

その後も、狡猾な菅直人はこれを東京電力のせいにして、責任逃れをしている。政府が避難を命じておいて、その責任を東京電力に取れというのはおかしな話である。繰り返しになるが福島原発の事故によって、東京電力は放射能的に危険であるという状態を作り出していない。危険でないものを危険だとして、住民を強制避難させたのは菅直人なのだ。

原子力損害賠償法という法律がある。仮に今回東京電力のせいで放射能的に危険な状態が生じたとしても、その第3条では、異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じた損害については電力会社が責任を負わなくていいという規定がある。

今回の東日本大震災を異常に巨大な天災地変と言わなくて、一体、異常に巨大な天災地変とは何であろうか。私は、当時の東京電力の社長など上層部がどうして、原子力損害賠償法第3条を盾に、政府と戦わなかったのだろうかと思う。戦わなかった結果が今現在、東京電力が避難住民などに賠償金を払うということになっている。社長は辞めたが、残された東京電力の社員は経済的にも、また精神的にも大変つらい思いをしていることであろう。

放射能は、昔は毒だといわれていた。しかし今では塩と同じだといわれている。人間は塩分を採らなければ健康を維持できない。

しかし一度に大量の塩を採れば死んでしまう。放射線もそれと同じである。人間は地球上の自然放射線と共存している。放射線がゼロであっては健康でいられるかどうかも実は分からない。放射能が人体に蓄積して累積で危険であるというのも今では放射線医学上ありえないことだといわれている。放射線は短い時間にどれだけ浴びるかが問題で累積には意味がない。

放射線に対する認識は、1982年アメリカミズーリ大学のトーマス・ラッキー博士が、宇宙飛行士の身体検査を基に、「人間は地球上の自然放射線の100倍くらいの強度の放射線環境下で生活することが健康にとって一番いい」という論文を発表してから、大きく変わることになった。

またこの30年で細胞学の研究が進み、DNAの構造も解明されるようになった。人体のDNAは強い放射線で壊されるが、ある放射線強度までは、壊されても自動修復が毎日行われているそうだ。それが健康であるということだ。だから現在、放射線障害の症状が出ていない人が5年後、10年後に放射線障害の症状が出ることはないそうである。

福島原発の事故以降我が国にやってきた、オクスフォード大学のウェード・アリソン教授など多くの放射線医学の専門家が、毎月100ミリシーベルト、年間1200ミリシーベルトくらいの放射線は、人体の健康に利することはあっても、これによってガンになることなどは全くないと言っているそうだ。

なおウェード・アリソン教授は、福島原発の事故の後に徳間書店から「放射能と理性」 という本を出している。多くの人に読んでもらいたい本である。

我が国では長い間歴史認識の問題が、我が国弱体化のために利用されてきた。

しかし近年では多くの日本国民が真実の歴史に目覚め始めた。そこに起きたのが福島原発の事故である。左向きの人たちは、これは使えるとほくそ笑んだ。

そして今ありもしない放射能の恐怖がマスコミ等を通じて煽られている。原発なしでは電力供給が十分に出来ない。電力が不足してはデフレ脱却も出来ない。不景気が今のまま続き学校を卒業してもまともな就職も出来ない。放射能認識は第二の歴史認識として我が国弱体化のために徹底的に利用されようとしている。

杜父魚文庫
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