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父・金正日氏より危険な金正恩氏  古澤襄
<(CNN)米国に対して「核先制攻撃」の脅しをかけた北朝鮮の出方に対し、米当局者の間で当惑が広がっている。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は父の故金正日総書記に比べてさらに予想がつきにくく、より危険で先が読めないとの見方も強まった。

ある米政府高官は正恩氏について、「父親よりも多少過激度が増している。父親はもっと冷たく計算高かった」「金正日氏の方がエスカレートした事態を収束させることを意識していた」との見方を示す。


同高官はさらに、「正恩氏が何を計画しているのか、何を考え、何をしようとしているのか、なぜ北朝鮮が口先の脅しを強めているのかは誰にも分からない」と語った。

別の高官によれば、正恩氏はその若さや外国への留学経験から、国際社会との対話に前向きなのではとの期待もあった。しかし「残念ながら、父親と祖父(金日成主席)の例に従った」。

国連安全保障理事会は7日、北朝鮮に対する追加制裁決議を全会一致で採択した。北朝鮮の外務省報道官は採決に先立ち、国営朝鮮中央通信を通じて声明を発表。米国が「核戦争の導火線に火を付けようとしている」と述べ、北朝鮮は「先制核攻撃の権利を行使して侵略者の拠点を破壊し、国家の利益を守る」と威嚇した。

米国と韓国は、決議に反発した北朝鮮がさらに暴力的な反応に出る可能性も想定しておく必要があると米当局者らは警告する。2010年に韓国の哨戒艇が沈没した事件や、韓国の延坪島が北朝鮮に砲撃された事件を挙げ、「今回のような脅しを単なる口先だけのプロパガンダとして片付けるのは危険だ」と政府高官は言う。

ただし専門家によれば、北朝鮮がミサイルに核弾頭を搭載して正確に照準を合わせられるようになるまでにはまだ何年もかかる見通しだ。しかも北朝鮮が米国と直接的な軍事衝突を望むとは考えにくい。

北朝鮮の支援国である中国も、北朝鮮の行動に対してかつてない苛立ちを見せたと当局者は指摘する。中国共産党の幹部が出した異例の声明は、中国が北朝鮮を捨てて韓国に付いたことを示している。

米高官は言う。「我々は新しい領域に入った。中国で何かが起きている」「現時点で北朝鮮がこのような行動に出たことに、誰もが神経をとがらせている。しかしあの国はあまりにも不透明で、誰も答えが出せない」

最悪の想定として、「もし北朝鮮に何の計画もなかったとすれば、判断を誤る可能性は最大になる」と同高官は警告している。
(CNN)>

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