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『TBS映像事件』はテレビ等の偏向報道を示唆してはいないか  桜井よしこ
ネットを見なければわからないニュースがある。その中でもごく最近驚いたのが、TBSによる悪質としか言えない映像の「誤使用」である。

11月16日放送の、みのもんた氏の「朝ズバッ!」で、痴漢事件で逮捕されたNHKのアナウンサーの件を報道する映像の中に、安倍晋三自民党総裁の笑顔がごく短い時間入れ込まれていた。見ると安倍氏の笑顔が、「強制わいせつ容疑」などの文字スーパーと共に報じられている。番組司会者は番組内で不手際を謝ったが、安倍氏側は「単なる不手際なのか」と疑問を抱く。

安倍氏が語った。「TBSは前回総裁選の際、『731細菌部隊』の報道の中に私の顔写真を意図的に映し込ませる悪質なサブリミナル効果を狙った操作をしました。この件についてTBSは総務省から厳重注意の行政指導を受けています。その体験がありますから、今回も単なるミスなのかと、疑うわけです」

放送直後からTBSの視聴者センターには抗議が殺到した。TBSは、視聴者に同件については安倍氏側に謝罪し、謝罪は受け入れられたと説明をした。ところが、そのような謝罪は実はその時点ではしていなかったのだ。安倍氏側は次のように説明する。

「わが方には3日間なんの謝罪もありませんでした。ですから視聴者センターによる説明は虚偽です」

結局、TBSは11月20日、公式サイトに「お詫び」を発表した。安倍氏の映像は別のニュース項目のために用意していた分が「2秒間」「誤って再生」された、また安倍氏側にすでに謝罪し了解を得たと視聴者に説明したが、実はそのようなことはしていなかったなどと書かれている。


12月4日の公示を前にすでに世の中は衆議院選挙戦の真っただ中だ。民主党の3年間の功罪と日本の政治を根本から問う大事な選挙で、その微妙な時期の「TBS映像事件」は公器であるべきテレビ等の偏向報道を示唆してはいないか。

「TBS映像事件」とは性質が異なるが、自民党の憲法改正案に出てくる「国防軍」に対する集中攻撃は異常である。

11月25日のNHK「日曜討論」でも国防軍が取り上げられた。細野豪志民主党政調会長がまず、「自民党が言われている国防軍というのは、これまでの(日本の防衛の)あり方を、もう全く転換するものです」と批判した。司会者は世耕弘成参議院自由民主党政策審議会長の反論を止める形で、公明党も違和感を覚えているとして公明党に発言を促し、その後ようやく世耕氏の発言となった。

氏の主張の要点は、(1)自民党は日本の防衛政策を転換していない、(2)戦争放棄も掲げている、(3)自衛隊は国際社会から軍隊と見なされている、(4)国を守る軍隊は国防軍であり、問題はない。

世耕氏の説明は合理的で常識の範囲内だが、司会者はこう発言した。

「つまり、隊じゃなく軍にしたいってことですね」

いわく言い難い忌避の感情が伝わってくる。軍という言葉自体に抵抗感を抱き、否定的な意味を込め、自民党への攻撃とするかのような雰囲気の中で討論は進み、この議題の最後の部分で細野氏が長々と、しかし、断片的に発言した。


「居丈高に叫」ぶ雰囲気が「日本の社会に蔓延」「排他的ナショナリズムはよいことではない」「国防軍の議論」は「実態論からいっても、相当遊離した話」というのだ。

世界の「実態」を見れば、「排他的ナショナリズム」を掲げ「居丈高に叫」ぶのは中国や韓国であろうに、そこを見ていない。国防軍という言葉を論難する細野氏やNHK、その他メディアの姿勢はまるで旧社会党がゾンビのようによみがえったのかとさえ思わせる。これでは迫り来る中国の脅威への対処など無理だと確信したことだ。(週刊ダイヤモンド)

杜父魚文庫
| 桜井よしこ | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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