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注目の国防方針は何かと言えば「第十八回党大会精神」  宮崎正弘
許其亮・新軍事委副主席が初めての講話で「これからの軍の在り方」を説いた。

「第十八回党大会精神」って何ですか?新たに中国人民解放軍のナンバー・ツーとなった許其亮(中央軍事委員会副主席)は、習近平主席出席のもと、軍幹部を一同に集めた会合で初めての講話を行った模様。(中国軍網、12月3日)。

許はかく吠えた。「歴史を総括し未来を設計するために重要なことは中国的特色である社会主義の現代化であり、国際経済のなかで、紀律を発展させ、社会を成熟させることである。中華民族の偉大なる再建にさらなる自身を持つことである」。

なんとも抽象的であり、陳腐であり、くわえて江沢民の「三個代表論」と胡錦涛の「科学的発展観」を羅列して過去の指導者を誉めあげて、こう言った。

「軍隊はその最前列に位置し、こうした十八回党大会精神を実践し、努力し、学習を積み上げなければならない」。

結局、南シナ海、フィリピン、ベトナムとの領海紛争、日本の尖閣諸島問題など、あるいは新しい装備体系、陸海空の新戦略など、一切触れずに、許其亮の初講話は終わった。しかし「第十八回党大会精神」とは何ですか、ね。

杜父魚文庫
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