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衆院解散「22日」 輿石氏は引き延ばし画策  古澤襄
強硬姿勢が目立っていた自民党の脇雅史参院国対委員長が8日、民主党の池口修次参院国対委員長に特例公債法案の「19日成立」を電話で持ちかけた。

これに対して早期解散に慎重な民主党の輿石東幹事長は、同法案の成立を22日以降に遅らせる駆け引きに出た。国民生活に直結する特例公債法案の早期成立と民主党がいいながら、成立を遅らせる輿石流は党利党略以外の何ものでもない。

<野田佳彦首相が衆院解散の前提の一つに挙げる特例公債法案が今国会で成立する見通しになった。遅くとも12月16日の衆院選実施を目指す自民党が、今月22日までに野田政権を解散に追い込もうと審議促進にかじを切ったためだ。

しかし、早期解散に慎重な民主党の輿石東幹事長は、かたくなに拒んできた衆院予算委員会を開催することでなお引き延ばしを画策する。成立時期は「22日」の前か後か。与野党の神経戦が続く。

自民党は、赤字国債発行に必要な特例公債法案を「人質」に首相に解散を迫る従来の方針から、成立を容認することで地ならしする柔軟路線へと転換。衆院での同法案の審議入りと交換条件にしていた衆院予算委員会の日程が固まる前に8日の本会議に出席した。民主党が提案した14日の党首討論も受け入れた。

これまで強硬姿勢が目立っていた脇雅史参院国対委員長が8日、民主党の池口修次参院国対委員長に「19日成立」を電話で持ちかけたのもその一環。自民党は衆参両院の足並みがそろい始めている。これに対し、年内選挙を回避したい輿石氏は成立を22日以降に遅らせる駆け引きに出た。

民主党は8日午後、12日の予算委開催を求める自公両党国対委員長に対し、13日も応じると回答。野党への「サービス」を装いつつ、同法案の衆院通過を13日から15日に遅らせた。公明党の漆原良夫国対委員長は「100円(1日)くれと言ったら、200円(2日)くれた。なぜ余分なんだと聞いてもしょうがない」と皮肉った。

同法案が15日に衆院を通過すると、与野党の攻防の舞台は参院に移る。自民党は21日までの可決・成立を狙うが、衆院で予算委を2日間開けば参院側でも同じ日数を確保するのが通例で、審議日程は窮屈になる。民主党はさらに、参院での首相の所信表明演説を予算委開催の条件にしており、自民党の思惑通り早期成立する見通しは立っていない。

自民党の安倍晋三総裁は8日、国会内で記者団に「われわれは大きく譲歩した。首相も(『近いうち解散』の)約束を果たしてほしい」と重ねて強調した。しかし、特例公債法案が成立しても、選挙制度改革など解散へのハードルはなお残る。

伊吹文明元幹事長は同日、伊吹派の会合で「わが執行部は総裁以下新しく、(民主党政権への)免疫がない」と懸念を表明。公明党内にも「解散に追い込むには迫力不足」(幹部)と不安の声がある。
(毎日)>

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