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次期中国政権の陣容と対日強硬路線を予測 宮崎正弘
『2013年の中国を予測する』(ワック、933円+税)

 ――中国社会の崩壊が始まった
 ――尖閣どころではない、いま中国経済は崖っぷち
 ――サラリーマンで不動産投資をしている人の99%は破産する
 ――独裁のパワーが衰えた中国共産党!

(本書まえがき、より抜粋)
<「反日」「尖閣」「軍拡」の真相を追う>
  
反日活動家の尖閣上陸事件、さらに北京で日本大使の車両が襲われ日章旗が奪われた。これらは日本の主権を侮辱する行為である。

日中友好は国交回復から四十年を迎えるという節目だが。果てしなく暗雲が拡がり、明るい展望が希薄となった。

大学をでても就職先のない若者にとって「愛国無罪」を叫んで狼藉を働いてもお咎めを受けないとなれば「反日は格好の娯楽」となる。軍のタカ派は尖閣を不満のはけ口に駆使し、中国のマスコミは反日を煽って売り上げを伸ばし、権力闘争を繰り広げる奥の院では「反日」が政敵を追いおとす武器になる。中国を統治する権力側にとっては絶好のガス抜きとなる。

2012年8月15日、野田首相は靖国神社に参拝しなかった。中国の見えない政治圧力に屈服した。それをあざ笑うかのように香港の反日活動家らが同日夕、我が国の領土である尖閣諸島に上陸した。「日本は海軍を派遣できず、発砲の懼れがないから、これくらいの暴力的示威行為は大丈夫」と最初からタカをくくって海保巡視艇に煉瓦を投げた。日本は公務執行妨害で起訴せず、一晩取り調べただけで強制送還した。凱旋した活動家らは「愛国英雄」と歓迎される。
 
しかし北京の日本大使館前、上海の領事館前におしかけた反日デモ隊はわずか二十名から、十数名。プラカードに「領土収復」の文字があるが、この標語は統一されていた。つまり公安のやらせである。
 
胡錦涛政権は安定穏健路線で日本とはコトを荒立てたくないが、過去の反日デモは、いずれも上海派の強い地域で人為的演出がされた。

団派(胡錦涛ら共産主義青年団)を窮地に陥れるために何かが背後に動いた。反日運動は「尖閣」が口実だが、その背後にはどろどろした権力闘争があり、香港の活動家らは、おおがかりな陰謀の手のひらの上で踊らされた哀れなピエロである。

中国はバブル崩壊、貧困層の拡大、就職難、人民元暴落気配、各地の暴動を抱えており、尖閣、反日どころではないのである。テレビニュースの巨大な影像を錯覚してはならないだろう。

本書はそうした背後の闇と中国人の特徴的思考回路を勘案しつつ、中国でおきている真実を政治・経済、軍事、文化の各方面から多角的に照射した。

杜父魚文庫
| 宮崎正弘 | 08:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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