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書評『ナビゲーション』  宮崎正弘
保守陣営が最も苦手な科学、ハイテクの国防論。ナビゲーションの国家戦略が日本に不在という危険性。

<<山本昇 『ナビゲーション』(集英社新書)>>

尖閣列島・竹島問題と揺れているが、著者の主張の立脚点は、日本が海洋国家であり、統治する排他的経済水域と領海は、中国の5倍、アメリカの4割、ロシアの6割もあり、この国益を掠め取られないために日本のハイテクの集大成でもあるナビゲーションの技術を駆使し、領海の隅々まで、常時監視する体制を整えるべきであると言う。

これは新鮮な視点である。著者は「あとがき」でも、そうした重要な指摘をしているが、尖閣や竹島の問題が同時並行して起きている。

もしナビゲーションへの関心が、日本人の意識の中で、もっと高かったとすれば、今回のような深刻な問題には到らなかったのではないか、ナビゲーションの根本の空間と時間の管理は、貨幣管理と同じくらい重要である、と訴える。

本書はまた羅針盤の「大航海時代」から、航空機やロケット出現の時代を経て、カーナビやスマートフォンへとつながる歴史物語を叙しており、そうはいうもののナビゲーション、つまり「時間」と「空間」の制覇が、国家の覇権の源泉であることを示している。

翻って中国の大陸間弾頭弾、宇宙船、キラー衛星などの大躍進を目撃する我々は、その国家戦略として、何が重要であるか、ナビゲーションが次代の覇権に繋がるかを感得できるのである。

杜父魚文庫
| 宮崎正弘 | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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