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金格植元司令官、金正恩共和国元帥への忠誠心を示す  古沢襄
七月十七日のブログ記事「北朝鮮、強硬派を一転排除か 李英浩氏解任 古沢襄」で、端的にいえば、若い金正恩(キムジョンウン)第1書記の後見人をめぐって、軍を含む権力機構内でのパワーバランスに変動が起きている・・・という見方を述べた。

李英浩氏の解任劇は”朝鮮人民軍総参謀長”解任にまで及んでいるとした。単なる推測ではなく、それなりの情報筋の判断を得ていたのだが、情報鎖国の北朝鮮のことだから、総参謀長の解任にまで及んでいるとした見方は少数派であった。同日の聯合ニュースもそこまでは踏み込んでいない。

そこで李氏と同じ軍強硬派である金格植(キム・ギョクシク)前第四軍団長の処遇を注目していると指摘した。金格植も失脚となれば、明らかに二〇一〇年の延坪島を砲撃事件を主導した軍強硬派が金正恩政権で後退したことになる。

さらに金正恩政権で最大の影の実力者といわれる張成沢の存在も指摘しておいた。結果的に私の情報筋の見方が正しかったのは、韓国のメデイアを含めてこの見方が、いまでは主流となっている。もちろん朝鮮総連の機関紙がまったく違う見方をしている。

二十四日の朝鮮日報に「金格植が金正恩の領導を忠実に支持」というタイトルの一文を十九日付労働新聞に寄稿していると出ている。私が注目していた金格植が失脚を避けて、金正恩政権に全面的に屈服した証であろう。

李英浩氏の解任劇は粛清に近いというのが真相ではないか。李英浩なき後の強硬派軍人の中心になるべき金格植が「金正恩の領導を忠実に支持」と全面的に屈服したことは、北朝鮮の軍部内の権力闘争が強硬派軍人の後退を意味していると解釈したい。

<延坪島砲撃を主導した北朝鮮の金格植(キム・ギョクシク)元第4軍団司令官(大将)が、19日付労働新聞に「最高司令官同志(金正恩〈キム・ジョンウン〉氏のこと)の領導を忠実に支持」というタイトルの1文を寄稿した。金正恩第1書記が共和国元帥の座に就いてから、まだ1日しかたっていない。

この記事で金格植元司令官は、金正恩第1書記の共和国元帥への推挙について「北朝鮮の人民軍将兵の切なる願いが実現した。無限の幸福感と自負に包まれている」「心から党に従い、百戦百勝の大路だけを歩んできた革命武力の誇るべき伝統を輝かせていきたい。靴底がすり減るほど、走りに走るつもりだ」と記した。

金格植元司令官は、今月15日に失脚した李英鎬(リ・ヨンホ)元総参謀長、哨戒艦「天安」爆沈事件の黒幕といわれる金英哲(キム・ヨンチョル)偵察総局長などと共に、強硬な新軍部の実力者に分類される。金格植元司令官は、昨年下半期に西海(黄海)北方限界線(NLL)一帯を管轄する第4軍団の司令官から退いた後、平壌に戻って来たが、重責は任されていないといわれている。

北朝鮮の事情に詳しい消息筋は「李英鎬氏の粛正を契機として、金正恩第1書記による新軍部の統制が本格化したことを受け、生き残りのために自らの忠誠心を示そうという焦りが感じられる」と語った。(朝鮮日報)>

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