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【母の日に思う 田中角栄の夢】 MoMotarou
私(田中角栄)が初め軍人、特に海軍軍人になりたいと考えた動機は、徳富蘆花の「不如帰(ほととぎす)」の主人公・川島武男の海軍士官としてのさわやかな男らしさにあこがれたことが第一かもしれない。 田中角栄 「私の履歴書」より

田中角栄さんは海軍士官を目指していた。陸軍の騎兵であった事を知っていたので意外でした。どうも金権やロッキード事件などの晩年のイメージに囚われていますので見落としもあるようです。昨今の首相たちとの比較も面白そうです。(以下同書より転載)

■海軍志望の理由

まず“格好良さ”のようです。満州事変のころですから国全体に軍人志望熱がグングンと高まってきておりました。また日本海海戦史の中で島村速雄少将の逸話を読んだのも第二の動機でした。

第三に、軍が実力本位に基本をおいていたから。当時大学に進むのには中学卒業後高等学校か卒業資格の検定(専検)の合格である必要があった。しかし海軍兵学校や陸軍士官学校は中学二年二学期終了程度の学力さえあれば受験ができた。

経済状況の好転。父親の事業に少しが余裕が出来てきたこと(角さんは既に東京で働いていました)。

■母親に進路を相談(転載)

そのころのある日、一日、久しぶりに郷里に帰り、母に海軍兵学校にはいりたいと相談をしたら、母は「お前は自分の将来をしっかり自分で決めるだけの能力をもっていると思うから、私はなんでもお前のいうことは信用し、賛成します」と答えた。

私が相談すれば「悪いことをするのでなければ」と、たいていは聞き入れてくれる母であったが、このときのことばには私も何か厳粛なものを覚えシュンとした。(桃:どうも内心は反対の様ですね。難しいところです。)

■軍人を断念

身体検査も学力も猛勉強のお陰で合格の自信があったのですが、なぜか断念します。

(転載)軍兵学校の修学期間はそのころ三年八力月くらいで、卒業すれば少尉に任官して月俸八十五円。中尉を経て大尉に任官するまでには十年近くかかる。そして大尉の初任給は百五円である。これでいったい母に報い、長男としての責任が果たせるであろうか。

私には将来元帥、大将への夢はなく、せめて巡洋艦の艦長が望まれる夢の最高であった。父の事業も少しよくなるときがあっても、継続してみると苦しいときの方が多く、すべてが母の肩にかかっているのである。私は私の夢を追うことだけで、許されるであろうか。ただひとりの長男として私はどうしなければならぬのか。私には責任ある男として、ひそかに決断を必要とするときがきていたのである。

海軍軍人への夢は私がまだ幼いころからのものである。しかし、不運でめぐまれず、そして幸うすい母を思うとき、母の重荷を分担し、自ら背負ってこそ、初めて私の責めも果たせるのではないだろうか。私は長い夢との訣別(けつべつ)を決めた夜、ひそかに泣いた。(終)

当時お母さんが再び病に臥せったとの知らせが届いていたのでした。

■日本国首相へ

角栄さんが総理大臣になった時、お母さんは「アニは所詮出稼ぎに行っているんですから」と言ったそうです。角さんの家は百姓ではなかったようですが、父親の道楽仕事(競馬馬の育成と出走)で苦しく、事実上母子家庭みたいなところがありました。

■日本を産む人壊す人

現政権らが進めてきた「子ども手当法案」の背景には、“特別な思想(亀井静香談)”があります。それは共産主義国で生まれた「子供は(親でなくて)社会が育てる」という考え(ーー共産主義の為に働く労働力とする。だから「手当」)です。

母親は“産むだけの「器械」”扱いです。この思想を生んだ社会は滅んでしまいました。我が国にはその思想に何十年も染まった極左指導者が政権にいます。

(余談:「私の履歴書」に連載中(大蔵、幹事長歴任後の頃)、小林秀雄さんから感想が届く。「貴紙連載中の田中角栄氏による『私の履歴書』を愛読しております。文章は達意平明、内容また読む者の胸を打つ。筆者によろしくお伝え下さい」。と言う事で、今回は原文転載が多くなりました。)

 ★横田滋・早紀江ご夫妻の日々ーお母さんは待っている。
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| MoMotarou | 08:56 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |







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コメント
>貧乏人さん

 1番は民主主義を破壊します。
| momotarou | 2012/05/16 8:05 PM |
少し前に女性のことを「・・子供を生む機械・・・」と言って非難された大臣がいた。デカルト、ラ・メトリを知っていればそれほど憤慨することもなかろうに、もし「男は子供を生ませる機械」と言われて怒る男はいるのかな、などと当時想像したものだった。

しかし、「子供を(両親でなく)、社会が育てる」という思想は本当に恐ろしいと思う。
おっしゃるとうり社会主義がそうである。ソ連のピオニールを思い出す。スターリン支配下では「両親が反社会主義・反共産主義的会話をしていた」と当局に訴え出た子供が英雄と讃えられた。子供を社会で育てるとはこういうことである。

民主党員はその心に於いて日本人ではない。彼等の文化的祖国は支那、朝鮮にある。曰く、
 ̄海鬚弔い討皺薪恥じることがない
∩瓦順法精神がない
「カネ」が全てに優先する
せ大主義である
これ等は全て支那・朝鮮の悪しき儒教文化である。
一日も早くこの政権を歴史の屑篭へ放り込まぬかぎり、日本及び日本人の再建はない。
| 貧乏人 | 2012/05/16 10:28 AM |
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